都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです
新居は今年1月に完成し、2月には引っ越しも済ませていたのですが、それから半年以上の間、ダイニングテーブルを照らす照明が付いていませんでした。
★ いきさつ
もともとダイニングルーム中央には、部屋全体を照らすダウンライトがついています。さらに一続きになっているキッチンやリビングの光が入ることもあり、ダイニングルーム自体はさほど暗くなりません。
また、引っ越し直後はまだ子供が小さかったこともあり、リビングのローテーブルで食事をしていたので、ダイニングテーブルが暗かろうと気にならなかったのです。
しかし、子供が成長して椅子に座って食事をするようになると、やはりそうも言っていられなくなりました。
テーブルの位置(上の図の赤四角)を窓側に寄せていることもあり、窓と反対側の椅子に座ると手元が影になってしまうのです。
ということで、そろそろダイニングルームに照明をつけたいという点では夫婦で意見は一致していたのですが、いざ選ぶとなると意見があいません。
なかなか納得する照明器具が見つからなかったのです。
★ ライコンと照明選び
我が家はリビング、ダイニングの照明をパナソニックのライコンで管理しています。
ライコンは全ての照明を一度にコントロールできてとても便利なのですが、パナソニックのサイトには「リビングライコンは、パナソニック製のLED電球のみを保証しています。」とあり、他社製の照明器具を受け付けないような書き方がされています。そのため、基本的には我が家のリビング、ダイニングの照明はパナソニック製で統一されています。
(パナソニック 公式Q&A より)
しかしダイニングテーブル上の照明だけ、引掛シーリングのままで器具は設置していませんでした。ダイニングテーブル上のライトくらいは、ダウンライトではなく好みのデザインの照明をつけたいと思っていたのです。
公式の説明を真に受けるなら、ダイニングテーブル上の照明はパナソニックのペンダントライトの中から選ばなければいけないことになります。しかし、パナソニックのペンダントライトには気に入ったデザインのものが見つかりません。これは!と思うものも「直付orダクトレール専用」だったりします。
(パナソニックのカッコいいペンダントライト(例)は引掛シーリングに対応していないのです)
★ ダクトレールにすればよかった?
妻からは「はじめからダクトレールにしておけば、照明器具の選択肢も増えるし、テーブルのサイズを変えた時には照明の位置も合わせて変えることもできるなどメリットもあったんじゃない?」と言われました。
実にその通りなのですが、それでも私はダクトレールにしたくなかったのです。
それは、ダクトレールにすると、どうしても上の写真のように天井からレールが出っ張ってしまいます。これがイヤだったのです。
(庭語りドットコム スタッフブログ より)
こちらの写真のように天井にダクトレールを埋め込む工法もあるのですが、工藤建設では対応できないと言われてしまいました。
★ 自己責任で「パナソニック製」の縛りを外してみる
大光電気やコイズミ照明のサイト(リンク)を見ると、ライコンではないもののパナソニック製の調光機と自社照明器具の適合表を載せていました。
(大光電機 パナソニック株式会社製スイッチ/調光器とLED照明器具との適合表)
間違いなく、パナソニックのスイッチ、調光器に別の会社の照明器具をつけたいという需要はあるのでしょう。
確かに調光には方式の違いがあるため適合しないリスクは避けられませんが、スイッチのオンオフのみ(非調光)の照明器具なら、適合しないリスクは低くなるのではないか?と考えました。
そんな時に、妻と買い物をしている時に、こんな照明器具ならいいんじゃないかと意見の一致した照明器具を見つけました。
引掛シーリングのままだと見た目が微妙ですが、シーリングカバーをつければ天井直付のようにすっきりさせられそうです。なにより、値段もそんなに高くありません。
考えた末、自己責任でパナソニックのライコンに他社の照明器具をつけることにしました。
★ つけてみた
届いた照明を取り付けてみました。
開封した時はとても華奢なガラス細工という感じしか受けませんでしたが、実際に付けてみるとそんなに安っぽくはなく見えます。
天井の設置部も、シーリングカバーがあるだけでいかにも取ってつけたような感じがなくなった気がします(完全に自己満足の世界)。
ちなみに明かりをつけた部屋の様子は下の写真のような感じです。
つけてない時の明るさはこんな感じ。
やはり食卓の明るさが全然違います!
満足!
そして幸いなことに、今のところ特に気になるような問題は起きてません。
もともと不在の時に電気をつける場所でもありませんし、何かあった時にもすぐに対応できるので、しばらくこのまま使う予定です。パナソニック公式が認めている方法ではないので特別おすすめはしません、こういう使い方もあるんだ・・・くらいに考えてもらえたらと思います。
自分が買ったのはこの組み合わせ
タイムセールをやっていて、自分が買った時よりも安くなっていたことに軽いダメージを受けているのは秘密