都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

計画から遅れに遅れ、引き渡しから半年が経過してようやく外構が仕上がりました!!

 

最後に設置されたのは、北側の擁壁に作った枕木の柵。ここまで時間がかかったのは、デザイン、工法、予算とどれも綱渡りのプランニングだったからです。

 

 

今回は、その工法の話です・・・

 

 

まずは工事中の時の写真を載せておきます。

 

ここの柵は、以前に記事にした通り10センチ角の枕木を21センチの間隔を空けて配置する計画でした。

 

その割には細いな?と思います? その通り! 



実は、10センチの枕木の太さに合わせた穴をコンクリに開けてしまうと、穴が大きすぎて擁壁の強度が低下してしまうのです。

 

そこで、もう少し細めの穴をあけ、そこに5センチ角の角材を差し込んで固定し、この角材に10センチ角の枕木を固定する、という方法で設置することになりました。

 

 

さて、その完成した枕木の写真がこちら。

 

 

先ほどの角材の時の写真とは全然雰囲気が違いますよね!

 

21センチという間隔はリクシルの推奨より広く、枕木の本数は少なめになっているはずですが、太さがしっかりあるおかげで植栽がない段階でもある程度の目隠しにはなっている気がします。

 

 

角材と枕木の固定の部分だけは耐久性が気になりますが、それでも太めの枕木の方が丈夫そうな印象を受けます。そしてこれなら自転車が仮に倒れたとしても、道路まで転落するような最悪の事態は防げそうです。

 

 

本当は、さらに枕木と自転車置き場の間の空いたスペースに樹木を植えたいと思っているですが、真夏の炎天下に移植するのでは生育にも悪かろうとのことで、後回しになっています。


え?じゃまだ外構は完成してないじゃないかって?

 

 

Pick Item

ちなみに今回我が家で採用した枕木は、リクシルのアルミ製枕木です。値段もそこまで高くないですし、天然木のものよりも耐久性に優れているのではないかと思い採用しました。