都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

以前に間取りづくりの記事で「屋上を作りたい」と書いていました。

 

 

しかし、注文住宅ブログを読み漁っても、なかなか屋上を作った方は多くないようです。

 

(&ResortLife 自宅で屋上リビングを楽しもう!より)

 

 

そもそも屋上を作ることには、確実にデメリットがあります。

 

まず、お金です。

通常の屋根とは違う防水が必要となるほか、塔屋や階段などの費用も掛かります。ハウスメーカーや工法にもよりますが、だいたい100~300万円くらいの増額になると言われています。

 

さらに、定期的なメンテナンスが必要です。

屋上は一般的な屋根と違い傾斜がないことから、排水溝が詰まると雨漏りの原因になります。マメな掃除が必要です。

さらに10~20年ごとを目安に防水のやり直しが必要です。これにも100万弱くらいの費用が掛かるといわれます。

 

作るときにお金がかかり、さらに毎年5~10万くらいの維持費がかかるとなれば、よほどのメリットがなければ屋上はいらないという結論になるのが自然なように思います。

 

 

それでは、屋上があったらどんなメリットがあるでしょう?

 

屋上があったらやりたいことに挙がるポイントを考えてみました。

 

 

洗濯物を干す・・・屋上に干すとよく乾く

 
 
都内のように家が建て込んでいるエリアでは、バルコニーの日当たりがそれほど良くないことも珍しくありません。屋上なら比較的陽当たりも風通しも良いことから物干しには適しているような気がします。
ただし、洗濯機や脱衣所が1階にある家では、洗濯物を持って屋上まで登り降りしなければいけないという問題があります。そしてそもそも我が家では、妻の花粉症がひどいため、めったに外で洗濯物を干すことがありません。
 
 

バーベキューを楽しむ

 

PR times より)

 

屋上のイメージって、知り合いを集めてわいわいバーベキューパーティーを楽しむ感じじゃないですか?

 

しかし我が家の屋上ではバーベキューはできないんです。消防法とかという言う問題ではなく、直火が使えません

我が家の屋上で採用されている防水が火に弱いのです。火の粉が飛ぶと防水に穴が開いてしまい、水漏れの原因になってしまいます。もちろん、花火なんかもNGです。

火に強い金属防水で屋上を作ればいいのですが、さらにコストがかかります。

 

 

こうしてみると、本当に我が家に屋上がいるのか?とツッコみたくなりそうです。

 

確かに本当のことを言えば、家を建てる土地が十分広ければ、屋上なんていらないだろうと思います。

 

でも、都心の狭小地の住宅に限って言えば、屋上を作る価値はあるんじゃないかな?と思っている理由が2つあります。

 

それは・・・話が長くなってきたので、すみません次回に続きます。