都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

引き渡しから4か月が経過した今になり、ようやく外構に手を付け始めた我が家です。

 

狭小住宅らしく庭は狭いためほとんど手を施す余地がないのですが、そんな中で妻のリクエストした「枕木を使った柵」を作ろうと思案しています。

 

枕木の一番の問題点は、思った以上に高い費用です。

特に我が家のように、すでに完成している擁壁に枕木を立てようとすると、コア抜きなどの手間がかかり普通以上に予算が必要になります。

 

費用が掛かる元凶は、一本ずつ地面に固定しなければいけないため、本数がそのまま予算に跳ね返ってくることです。そのため、安く上げようとすれば、本数を減らすことが手っ取り早いわけです。

 

それで、枕木の本数をどのくらい間引いても柵としておかしくならないか?ということを考えてみました。

 

リクシルのカタログに掲載されていたこちらの画像は、7センチ角の枕木を18センチ間隔で配置、つまり隙間は11センチになります。これくらいが、おそらくメーカー推奨の設置間隔なのだと思います。

 

これを、少し間隔を広げてみたいと思います。

これは、同じ7センチ角の枕木を21センチ間隔(隙間14センチ)に広げてみた図です。3メートルの擁壁に15本の枕木を立てています。メーカー推奨の画像と比較しても気になるほどの差はありません。目隠しとしての機能に期待しなければ、柵としての役割は十分果たしてくれそうです。

 

こちらは枕木と隙間の比率は同じですが、枕木のサイズを10センチ角に太くし、ピッチを30センチ(隙間20センチ)にしています。3メートルの擁壁に10本の枕木を立てることになります。これでも見た目の違和感はないように思います。

 

こちらは10センチ角の枕木を40センチピッチ(隙間30センチ)で配置しています。これだと本数は8本で済みますが、隙間は子供なら自由に出入りできるくらいの間隔になってしまいます。擁壁から落ちると(ケガをする高さではないとしても)痛そうです。

 

現実的には10センチの枕木なら隙間は20センチ、7センチの枕木なら隙間は14センチ、つまり1:2くらいが柵として違和感のない限界なのかなと思いました。1本当たりの枕木を太くすれば本数は減らせますが、枕木の費用がそこそこ増えるので工事費の減と相殺してしまうのが痛いところです。

 

この結論をもとに外構担当さんと相談してみようかなと思います。