都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです
新居の完成(?)、引き渡しから4か月が経過していますが、玄関ポーチを含めた外構はまだ手付かずの我が家。
3か月点検のときに担当をせっついて、ようやく外構の打ち合わせを再開しました。
さて、前回記事にした通り、もともとの外構のプランは、こんな感じでした。
- 家の周りにはほとんど土地がないため、すべてコンクリートで埋めてしまう
- 車庫に車止め、ポーチに宅配ボックスを設置
- 北側の小さな庭部分は、自転車置き場に
- 自転車が擁壁から落下しないように柵を建てる
ここで問題になったのは、この擁壁に作る柵です。
妻は枕木を柵にしたいといいます。
画像でいうと、こんな感じです。
(画像はいずれも リクシル デザイナーズパーツ カタログより)
普通のフェンスよりもデザイン性が高く、また塀などと違って庭に光を取り込むこともできます。この「光が入る」というのは重要で、自転車置き場にした残りの部分にはシンボルツリーを植えたり、ささやかな植栽を設けたりしたいという希望があったので、完全に塀で固めてしまうのは避けたかったのです。
この枕木を使った柵、デザインには何にも不満はないのですが、問題は・・・
値段が高い!!
いや実際は、枕木の材料自体の値段は1本3万円ほどで、長さを調節すればカットし分割して使えますから、総額でも目玉が飛び出るような額にはならないはずです。
問題は、工事にかかる費用が高いのです。
我が家の狭い庭を最大限活用するために、工事では擁壁に縦に穴をあけ(コア抜き)、そこに枕木を立てて固定する予定です。
この設置工事には、枕木1本あたり2万円ほどかかる見積もりです。計画ではこの枕木を18本立てることになっています。つまり、工事費だけで2×18=36万円かかります。
諸費用込みで、しめて58万円の見積もりになりました。
この額は枕木だけです、もちろんその他の外構の見積もりとは別にです。
ギョエーーー!!!
「普通のフェンスじゃダメかな?」
「ここで妥協するとあとで後悔すると思うよ?」
「そうか・・・」
妻が枕木がいいというのであれば、これは仕分け対象にはできません。しかしもともとの外構の見積もり100万円に58万円の追加は現実的に厳しいです。
さあて、どうしようかな・・・。
工事を始めるタイミングを考えると、あまり悩んでもいられません。
とりあえず、いま考えている減額案は2つです。
① 枕木を間引いて本数を減らす
これだと減らした分だけ安くなるそうです。
どのくらいまでなら間引いても変にならないかな・・・
あまりにもスカスカすぎると残念な感じにならないかな・・・
② 枕木の高さを低くする
枕木の使用本数が減ればその分安くなります。
微々たる差かもしれませんが、数万円の減額にはなりそうかなと。
ということで減額案を提案してみます。
いや、お金がないと選択肢が限られるんです。
こういう時は富豪がうらやましいです・・・。