都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

新居完成後のWEB内覧会、玄関のある地下から始めて、今回ようやく1階に移動します。

 


ちなみに我が家の1階はLDK+小上がりの和室+パントリーでスペースを使い切っており、トイレどころか廊下もありません。限られた土地にできる限り広いリビングを作りたかったための配置です。

 

今回はそのうちのリビングルームをお見せしたいと思います。




リビングルームは7畳ちょっとで、都内の戸建てでは一般的なサイズかなとは思うのですが・・・



この角にソファが入ることを考えると、やはり広くはないですかねー

リビングの窓は、南側のカウンター上のFIX窓、東側の坂を見下ろすような腰高窓、そして北側のバルコニーに面する掃き出し窓です。



窓を外した時の写真が残っていました。掃き出し窓の奥に見えるバルコニーの向こう側には、道路を挟んで隣家の窓が面しています。

普通の高さの腰壁ではリビングルームが丸見えになってしまうので、視線を遮るために腰壁の高さを高くして、かわりに採光と通風の確保ためにスリットを開けました。それでも真正面の窓からはスリット越しに室内がはっきり見えそうです。

カーテンがつけばなんとかなるとも思うのですが、それでも微妙なら何か対策を考えなければいけないかもしれません。

 



バルコニーです。段差があるのは玄関ポーチの高さを変えたからです。

ここには樹脂木のウッドデッキを敷いて、掃き出し窓との段差をなくして空間をつなげたいと思っているのですが、管理が大変だからと奥さんはあまり前向きじゃなさそうなんですよね・・・。



変わって写真は南側の壁です。本来なら1番陽が入るであろう場所なのですが、端っこに申し訳程度なFIX窓しか開口をつけられませんでした。室内に柱や壁を立てずにLDKを一体にしたかったので、どうしてもここの耐力壁を削れなかったのです。

かわりにここには壁面収納を配置する予定です。そのため一段低い位置に折り下げている天井は、前の家で使っていた壁面収納に合わせて高さを決めています。

ただ将来的にリフォームした時に、壁面収納のかわりにテレビや収納を壁掛けにすることもできるよう、壁に下地補強はしておきました。


 

さてリビングのこだわりポイント1つ目は、この間接照明です。

本当なら折り上げ天井コーブ照明を造作したかったのですが、工法の都合で無理とのことでした。代わりに、壁面収納の固定のために折り下げた部分を延長させ、L字型に間接照明を作りました。

 

間接照明など凝った照明をつけても、専用のスイッチで操作しなければいけないと、面倒くさくて点灯させなくなる可能性が高いと考え、リビング・ダイニングの照明はライコンで操作するようにしています。

 

調光などの細かな設定はまだ途中ですが、複数の照明をいっぺんに操作できるだけでも十分便利です。


 

もう一つのこだわりが、この天井カセットエアコンです。

普通の戸建てで導入している家は少ないと思いますが、リビングはどうしても天カセにしたかったのです。1番の理由は、カッコいいから!(笑)

あと、エアコンは部屋の長辺に向けて設置するのが基本で、我が家では東側の壁に設置するのがセオリーなのですが、そこにエアコンを付けると今度は間接照明をつけられなくなるという問題もありました。

冬はあまりエアコンを使わないようにしているのでまだそんなに出番がないのですが、夏にはフル稼働してくれるものと期待しています。


近いうちにブロッコのソファがくると、ゴロゴロするのがさらに快適になると思います。たぶんリビングが我が家の中で1番日中の滞在時間が長くなる部屋なので、少しでも居心地が良くなったらいいなと思います。