都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てるブログです


前回記事にしたとおり、手続きやスケジュール調整だけでそれなりに大変だった家具、家電の搬入ですが・・・

実際に部屋に運ぶのは、さらに大変なんです。


この日は、新しく買った冷蔵庫の配送でした。

予定の時間に配送のスタッフの方が家にくると、まずは室内を確認します。

搬入する入り口となるバルコニーのサイズを測ると「バルコニーのサイズが小さくて、クレーンを使っても運びこめないかもしれない」と言います。

「縦で運べるクレーンならいいんですけど、うちのクレーンは横にして運ぶやつなので、入らないかもしれないですね」

家具を吊り上げるクレーンに縦とか横とかあるの?
ということにまず驚きました。

結局、何度も寸法を確認した上で、多少壁を擦っても文句を言わない、という条件付きで搬入してもらえることになりました。

横にしたまま部屋に入れるため、事前に窓を外します。

 

複層ガラスのサッシは重そうでしたが、外すこと自体はそこまで大変ではないみたいですね。



そしてトラックから冷蔵庫を下ろし、


家の前にクレーン車を停めて、いざ、吊り上げます。


計算外だったのは、購入した冷蔵庫のサイズならバルコニーに入るだろうと踏んでいたのですが

クレーンで釣り上げるのは、梱包のまま!

(そりゃそうか)

梱包のダンボールは、当然ながら冷蔵庫本体より大きいので、バルコニーにおさまるギリギリになってしまいました。

もう一つ搬入の妨げになったのが、バルコニーの照明。

 

壁から飛び出しているので、クレーンで下ろすときに破損のリスクがあります。

 

横で見ていましたが、配送のスタッフの人も私もヒヤヒヤしながらの搬入作業でした。


こうして、作業開始から搬入完了まで約20分。なんとか、ようやく、無事室内に冷蔵庫を搬入することができました。
確かに若干壁やサッシを擦りましたが、そんなことを指摘する気にならないほど難易度の高い搬入ミッションをこなしてくれた業者さんには感謝しかありません。

ということで設置完了!!

 

 

Before

 

 

After

 

 

冷蔵庫がカップボードより少し飛び出しているように見えますが、左側のドアが完全に開くように扉部分だけ手前に設置しているためです。

 

冷蔵庫の右手のすき間は13cmほど開いてますが、ここには引き出し型の収納を設置したいなと思っています。

 

 

先に設置されていたエアコン(ゼロエミ絡みで追加発注することになった高性能エアコン)にぶつからないか心配でしたが、一番下方に吹き出し口を向けていてもギリギリぶつからずに済むようでした。

 

しかしエアコンの暖気が冷蔵庫に直撃するのはあまり望ましくはないですし、エアコンがまる見えなのも見た目的に微妙ではあるので、ここは将来的に何らかのDIYをしたいと思います。

 

 

 

【参考】今回購入した冷蔵庫はアクアの512Lの冷蔵庫です。大容量の割に薄型のサイズと、特徴的なデザインが決め手で購入しました。冷蔵庫の使い勝手は、引っ越してから改めてレビューをしたいと思います。