都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てるブログです

 

リビングの収納として家具を造作する案を提出するも、100万円かかるという担当さんの発言に絶句した私。

 

結局どうしようか思案したうえで・・・

 

いまあるリビングの家具を造作家具っぽく見せよう!

 

という作戦に出ることにしました。

 

部屋に合わせて家具を作るのではなく、

家具に合わせて壁の位置、天井の高さを決めるのです。

 

 

もともと今のマンションでは、リビングに壁面収納の家具を置いていました。すえ木工のMG ver3というシリーズのもので、サイズなどは若干違いますが下の写真のような感じです。

 

(すえ木工 MG ver3 サイトより)

 

我が家の壁面収納は、マンションの梁に合わせて高さが2200mmなのですが、新居のリビングの天井高は2424mmと若干のずれがあります。また収納を配置しようと考えていたリビングの南面には、東側のみに窓があるため、ここを避けて設置しないといけません。

 

これを踏まえて、下の図のようにこの壁面収納を設置することを提案しました。

この時点では天井の高さが2488mmだったので数値に若干のずれがありますが、だいたいこんな感じで家具ピッタリに壁を作り、造作っぽい感じにすることにしました。

 

思わぬ効果として、壁面収納と天井の間に20cmくらいのすき間が空くことから、ここにコーブ照明を設置することができました。これなら天井全体を低くせずに間接照明を造作することができます。

 

また、将来的に壁面収納を作りかえたい、お金が貯まったから今度こそ家具を造作したいと考えることがあるかもしれないので、いちおう南面の壁には補強を入れてもらうことにしています。

 

 

教訓:家具の造作は高くてできなくても、家具に合わせて家を造作することならできるかもしれない