【欧州CL・1回戦】マンU香川先発のレアル戦ほか

　リーグ戦では振るわず、首位争いをバイエルンに大きく突き放されているドルトムント。リーグ2連覇を成し遂げているとはいえ、ウクライナに乗り込んでの名門との対戦は決して容易なものではなかった。そのなかで、終了間際には2点目となる土壇場の同点ゴールを奪取。及第点といった形で2ndレグへ繋げている。

　16強において最も豪華な組み合わせの一つといってもよい、レアルとマンUによる白熱の一戦。試合としてはレアルが圧倒的に攻め込む中、香川が得たCKからウェルベックが決め先制。デ・ヘアを中心に守備陣が奮闘したものの、10分後にC・ロナウドに同点弾を許す。

　日本代表MFである香川真司もトップ下で先発出場。後半19分までプレーし、アウェーでの貴重なドローに貢献している。しかし本人は「現実を見ました」と、C・ロナウドら世界最高峰の選手たちを相手に、何か初めて感じたものがあるようだ。今回は低評価なメディアの採点を、次戦は本拠地であるオールド・トラッドフォードで覆す。

【欧州CL・1回戦1stレグ 結果】
2013.02.13
シャフタール 2vs2 ドルトムント
〈シ〉ダリオ・スルナ(31分) ドゥグラス・コスタ(68分)
〈ド〉ロベルト・レヴァンドフスキ(41分) マッツ・フンメルス(87分)

R・マドリー 1vs1 マンチェスター・U
〈レ〉クリスティアーノ・ロナウド(30分)
〈マ〉ダニー・ウェルベック(20分)