バロテッリのミラン移籍が正式に発表
イタリア代表FWの「問題児」をめぐる長年に渡る移籍の噂に、ついに終止符が打たれた。イタリア・セリエAの名門ACミランが昨日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティからマリオ・バロテッリを完全移籍で獲得したと発表したのだ。
バロテッリは30日の時点でミラノ入りしており、メディカルチェックを無事にパスしたため移籍期限最終日にして正式発表に至った。発表によれば2017年6月30日までの4年半契約で、移籍金に関してのコメントはなかったものの、3000万ドル(約27億円)と推定されている。
かつてはミランにとって、同じミラノに本拠地を置くライバルクラブのインテルに所属していたバロテッリ。しかし当時から渡されたミランのユニフォームを着るなど、自らを“ミラニスタ(ミランのファンを指す)”と公言して波紋を呼んでいたエピソードは有名な話だ。
そんなバロテッリは入団に際し、「今季はシティで良い時期を過ごすことができなかった。ミランで自分自身を取り戻し、結果を残していきたい」と意気込みを語った上で、先ほどのエピソードに関しても次のように言及している。
「以前からミランでプレーしたかったが、ほかのチームに在籍していたためそれはかなわなかったんだ。今回移籍のチャンスが訪れた時にはすぐに飛びついたよ。(現在不調のさなかにいるが)ミランが再び強豪に戻ることを望んでいる」
シティにおいてはマンチーニ監督との不仲説が何度も報じられるなど、不完全燃焼のままに終わったバロテッリだが、昨年のEURO2012では3得点をあげ、イタリア準優勝の主軸となるなど実力は折り紙付き。愛するクラブへの忠誠心を手にした悪童は、無限の可能性を秘めている。
バロテッリは30日の時点でミラノ入りしており、メディカルチェックを無事にパスしたため移籍期限最終日にして正式発表に至った。発表によれば2017年6月30日までの4年半契約で、移籍金に関してのコメントはなかったものの、3000万ドル(約27億円)と推定されている。
かつてはミランにとって、同じミラノに本拠地を置くライバルクラブのインテルに所属していたバロテッリ。しかし当時から渡されたミランのユニフォームを着るなど、自らを“ミラニスタ(ミランのファンを指す)”と公言して波紋を呼んでいたエピソードは有名な話だ。
そんなバロテッリは入団に際し、「今季はシティで良い時期を過ごすことができなかった。ミランで自分自身を取り戻し、結果を残していきたい」と意気込みを語った上で、先ほどのエピソードに関しても次のように言及している。
「以前からミランでプレーしたかったが、ほかのチームに在籍していたためそれはかなわなかったんだ。今回移籍のチャンスが訪れた時にはすぐに飛びついたよ。(現在不調のさなかにいるが)ミランが再び強豪に戻ることを望んでいる」
シティにおいてはマンチーニ監督との不仲説が何度も報じられるなど、不完全燃焼のままに終わったバロテッリだが、昨年のEURO2012では3得点をあげ、イタリア準優勝の主軸となるなど実力は折り紙付き。愛するクラブへの忠誠心を手にした悪童は、無限の可能性を秘めている。