ゴールデンウィークの名残も消え去り、あわただしい現状へと
引き戻され、疲労感を感じるこの金曜日。
花の金曜日のはずが、早くも疲れがたまっております。うぅ・・・
この連休で私は、自宅で父とたこ焼きパーティーをしたり、お買
物や、美術館、ニフレル、イオン堺鉄砲町などに出かけました。
7月まであべのハルカス美術館ではピカソ展が開催されています。
現在のピカソ独特の画法（キュビズム）が確立されるまでの作品が
飾られていました。
ピカソの【少年時代】と【青の時代】【バラ色の時代】
ピカソ独特の、芸術は爆発的な作品は無く、展示数もそんなに多くは
ありませんでしたが、素人の私も「やっぱ天才は昔から天才やな」
と思う作品が多くありました。今でこそ奇抜な作品ばかりに着目され
ていますが、少年時代にも素晴らしい作品が多くありました。
子供のころの石膏デッサンや、美術学校時代の作品も、すでにプロ
で、基本もキチン出来ている事を改めて感じる事が出来ました。
【青の時代】と言われる20歳頃の作品が心に残りました。
親友の自殺に衝撃を受け、憂鬱な苦しい感情があらゆる作品から
滲み出ていました。
青の時代の【扇子を持つ女】という作品の前で、「やっぱすっげー
な・・・」と大声でつぶやき、小さなノートにボールペンでそれを模写
し始めた50代らしき男性。海外の美術館でみかける光景です。
作品の美しさに感動したのか、何度も「すっげー」を繰り返し、私
の8歳の娘にまで「すっげーな！！！」と同意を求めていました。
さすがピカソ！なんでも規格外です。
美術館の学芸員の方が、その男性をマークし、つぶやきにしては
大き過ぎた為、注意をし、ボールペンでの模写を禁止し、鉛筆を
渡されていました。危険人物と察知された様でした。
そのおじさんの気持ちも分かるけれども、美術館では穏やかに
ゆったりした気持ちで作品を目にしたいものです。
その次の日には、キューズモールに買物に行きました。
リニューアルしている店舗が結構あり、雑貨などを購入しました。
靴のサイズが太って合わなくなり、運動靴を見に行ったのですが、
なんとそのサイズ、紳士モノな上、26.5センチ・・・
もはやおばさんでは無く、立派なおじさんです。
一体どこまで進化してしまうのでしょうか・・・次は進撃の巨人か
別日にも、てんしばで遊んだり、新しくできた堺鉄砲町のイオン
モールで再びショッピングして過ごしたりしました。
一番楽しかったのは、吹田市の千里万博公園に出来た、海遊館
プロデュースの【ニフレル】でした。
主人のご両親と一緒に行ったのですが、入場時のチケットの柄が
それぞれ違い、そのチケットに一言、深イイ言葉が書かれていまし
た。全員違う内容でした。遊び心のあるのはチケットだけでなく館
内もでした。
その空間を水族館と表現して良いやら、動物園と表現して良いの
やら・・・
その名の通り【ニフレル（ＮＩＦＲＥＬ）】という言葉が最も適した空間
でした。【感性に触れる】→【カンセイニフレル】→【ニフレル】
ごもっとも！アートな世界観のある水族館でした。
メインはホワイトタイガーの様でしたが、あまりの暑さに地面でぐ
ったりと横たわっていました。連休なのに60分待ちで入場できた
のですが、人間もグッタリな暑さでしたので、毛だらけの動物には
キツイと感じます。
もしも来場をお考えの方がいらっしゃったら、7月頃おススメです
観覧車が7月に完成するので、ＥＸＰＯＣＩＴＹ自体の景観が良くなる
と思います。夜景も楽しめそうです。あと、ネットでニフレルのチケ
ットを購入できるのですが、入場の時間指定が可能な様です。
チケット1枚1枚にＱＲコードが印字されており、それで管理されて
いる様です。そちらも合わせてのご利用をおススメします。
そんな中、娘が一番衝撃を受けた場所は、ＥＸＰＯＣＩＴＹ内の万博
記念公園の【太陽の塔】でした。
確かに、かなり異彩を放つ塔です。観れば観るほどに、顔なのか
何なのか謎が深まります。しかも芝の中心にドーンと建っている
あの佇まい。
この世の物なのか何なのか、ものすごい存在感です。
主人が、ガチャガチャで岡本太郎グッズをコレクションしているので、
家に飾っているミニミニ版の太陽の塔を知っている娘。
「これが本物の太陽の塔？？？ほんまに？ほんまに？？？
ヤッター！」と、謎のヤッターを叫んでいました。（笑）
大阪の自慢のシンボルだと思います。
この連休で一番多く撮っていた写真は、言うまでもない、
太陽の塔です。