洋楽の歌い方 講座編その5 ~ing~ | INTERNATIONAL MUSIC FOR BIGINNER~初めての洋楽~

洋楽の歌い方 講座編その5 ~ing~

4番の答えあわせの前に、また一つ補足的な内容を。

進行形「ing」の読み方について少しお話したいと思います。

と言っても長々話すことはないので結論から言うと、「ing」の最後の「g」はほとんど読みません。

例えば、「going」だと「ゴーイング」と言うよりは「ゴーイン」となりますし、「moving」なら「ムーヴィン」となります。(そのせいでしょうか、歌詞には「going」「moving」を省略して「going'」「movin'」というように「g」を省略して表記することがあります。)「g」の音を読むときもありますが、そのときは「ング」と鼻にかけたような音で読みます。


問題はつながるときですが、つながり方には「g」を省略したパターンと、省略していないパターンの二通りあります。省略したときは「ン」と「n」の音で終わっていますので「n」からつなげるように読みます。例えば「movin' on」だと、「ムーヴィノン」という感じです。省略しない場合は「ング」と鼻にかけた状態から、次の言葉を読みますので、結局はっきりと「グ」の音を出すことになります。(この辺の感覚は以前にその3で紹介した「it」に似ているかもしれません。)例えば「checking it」なら「チェッキンギット」となります。


「ing」は読むときに「g」を省略することも、しないときもあるというのを覚えておいてください。