オアシスの補足 | INTERNATIONAL MUSIC FOR BIGINNER~初めての洋楽~

オアシスの補足

以前このブログでオアシス を紹介しました。でも大事なところで細かいことを紹介し忘れていたので、改めてノエルのインタビューの言葉を交えて紹介しておきましょう。(僕がインタビューしたわけではないですよ。もちろん。)


オアシスはメインヴォーカルはリアムなのですが、ノエルもヴォーカルをしています。

ノエルは単にバックヴォーカルというだけでなく、実際に自分がメインで歌っている曲も結構あります。

どういうときに歌いわけているかというと、

「リアムは面倒くさがりだから、時々俺が歌わなくちゃいけないのさ。それにあいつは強弱の強い曲はうまく歌えないから、そういう時は俺に歌ってくれって頼むんだよ」

とノエルはいっています。

『Little By Little』などの曲をノエルが歌っていますし、ニューアルバム『Don't Believe The Trurh』では今までのアルバムよりたくさんノエルが歌っています。どうやら、ニューアルバムでは自分が作った曲はほとんど自分で歌っているんだそうです。ノエルは昔と比べて格段に歌がうまくなり、「俺はリアムよりもずっといいシンガーだと思ってるんだよ」なんていっています。


またノエルは、「オリジナルメンバーはギャラガー兄弟二人だけになって、結局このバンドはギャラガー兄弟のものだと思いますか」という質問に答えて、
「俺のバンドだよ。俺が曲を書いて、俺が演奏してるんだ。このバンドは俺のものだ。あのね、実は俺は94年にこんな計画を思いついたんだ。いつかリアムをこのバンドから追放してやるのさ。あいつも、これからはたくさん曲を書くかもしれないし、そうなればほかのバンドが必要になるかもしれないしな。そうなれば、このバンドは完璧に俺のものだ。」


曲を書くようになったリアム。曲を書き始めたいきさつについては、

「ギターをなんとなくいじり始めたのがきっかけさ。なんとなくいじっているうちに曲らしきものが出来てきて、それから曲を書き始めたんだ。(ノエルは教えてくれなかったんですか?)ノエルは何にも教えちゃくれないさ。小さいころから言われてることのひとつに『自分で出来ないことは、最初からやるな』っていうのがあってね。まあ、こいつはいわばギャラガ-家の家訓みたいなものなんだよ。」

ということだそうです。普段は凶暴な感じのリアムですが、曲は意外と繊細。それについては、

「俺の中にも繊細な部分はあるさ。それに女の人の考え方みたいなものは、いろんな女性と付き合ってきたからわかるんだ。」 

というようなことをいっていました。けれども、

「俺ってソングライターとしては全然進歩してないなー。いつもアンディーとゲムの手を借りないと出来ないんだよ。特に歌詞がなー。いい言葉がなかなか見つからないんだよなー。」

とコメントしています。


最後にノエルは「このバンドで最も欠かせない要素は何か」ときかれて、こう言っています。

「それはリアムだ。あいつが歌うとどんな曲だって『オアシス流』になるんだ。」

え?矛盾してるじゃないかって?そういうところがいかにも「オアシス流」なのです。