洋楽紹介 ~シンプル・プラン~ | INTERNATIONAL MUSIC FOR BIGINNER~初めての洋楽~

洋楽紹介 ~シンプル・プラン~

simple plan


グリーンデイのフォローワーとして「パンク第3世代」の筆頭にあげられることの多いシンプル・プラン(Simple Plan)です。

「初めての人にお勧めの洋楽」 で少し紹介したのですが、その後まったく紹介いていなかったので、ここできちんと紹介しておきましょう。


メンバーは

 ピエール・ブーヴィエ(ヴォーカル)

 チャック・コモー(ドラム)

 デヴィッド・デロシアーズ(ベース、バッキングヴォーカル)

 セバスチャン・ルフェーヴル(ギター、バッキングヴォーカル)

 ジェフ・スティンコ(リードギター)

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(左から、ジェフ、セバスチャン、ピエール、デヴィッド、チャック)

のカナダ、モントリオ-ル出身の5人組。



1990年半ば、当時13歳だったドラムのチャックとシンガーのピエールが、”リセット”というパンク・バンドを結成。リセットは’97年に1枚アルバムをリリースしたが、翌年、チャックは学業に専念するためにバンドを脱退。しかし、チャックは直ぐに音楽活動に引き戻され、高校時代からの友人である、ギターのジェフ、セバスチャンと新しいバンドを結成。ヴォーカルとベースを探していたとある日、シュガー・レイのモントリオール公演でピエールと再会し、ピエールはリセットを辞めて、この新しいバンドにジョインすることになった。
最初はピエールがヴォーカルとベースを兼任していたのだが、ライヴで自由に動きまわれるヴォーカリストになるために、ベーシストとして、脱退したピエールの後釜として”リセット”に加わっていたベーシスト兼シンガーだったデヴィッドを招き入れた。
こうしてシンプル・プランは正式に活動をスタートさせ、デビュー・アルバム『俺達★シンプル・プラン(原題:"NO PADS,NO HELMETS・・・JUST BALLS")』を2002年にLAVA/Atlantic レコーズからリリース。全世界で200万枚以上のアルバム売上を記録したほか、「アイ・ドゥ・エニシング」、「アディクティッド」そして「パーフェクト」といったTOP10ヒットシングルを次々と生み出した。
更にシンプル・プランは2003年にはMTVのビデオ・ミュージック・アウォードで「ベスト・ニュー・アーティスト」にノミネートされた他、2003年&2004年のマッチ・ミュージック(※カナダの音楽専門チャンネル):ピープルズ・チョイス・アウォードを受賞。シュガー・レイ、ランシド、エアロスミス等とも同じステージに立ち、3年連続でワープド・ツアーにも参加した(内2年はヘッド・ライナー)。
日本へは2002年9月にJapan Tour(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)で初来日、2003年5月にはアヴリル・ラヴィーンのJapan Tourのサポート・アクトとして再来日を果たしている。
そして今年待望のセカンド・アルバム『Still Not Getting Any』をリリース。『Welcome To My Life』や『Shut Up!』、『Untitled』などのすばらしいナンバーがシングルカットされている。


彼らの音楽は、しばしばパンクか否かという議論の種になります。人それぞれによって結論はちがうでしょう。しかし、そんなことは彼らにとってはどうでもいいことなのです。彼らはただいい音楽を作ろうとしているだけなのですから。


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