発達障がいの子どもは、生きづらさを抱えています。

けれど、それは誰の責任でもありません。
生まれつき、脳のどこかに何らかのことが起こって
いわゆる、一般とは違う行動を起こしてしまう・・

我が家の次女がそうでした。

一番最初に気づいたのは、小学校三年生の時。

夫が乗った自転車を「イヤだ!」と叫び拒否したこと。
こだわり行動が妙に気になりました。

けれど、その当時は、
今で言う「発達障がい」という言葉さえありませんでした。

そして、その後、
ちょうど、次女が高校を卒業する年
杉山登志郎先生の 発達障害の子どもたち を読みました。

ああ、まさしく、我が子は、そうなんだ~~と
夫と二人、感じ入ったのを覚えています。

その当時、次女は、高校三年生で
学校を中退する!と言っていました。
その本を読み、「中退じゃなくて、休学にしよう」と
親心で学校側に申し入れました。

次女は、忘れもしない、高校1年の9月2日に、
「あんな学校、行きたくない!」と不登校になりました。

そのきっかけは、当時の担任による体罰でした。

本人ではなく、友達が忘れ物をしたときに、
担任は、竹刀を持ってその子たちを叩いていたと。

何度も高校へ足を運びました。

それからの3年間、そして、その後のことも、
本を一冊書けるぐらいの、さまざまな経験をしました。


発達障がいは、誰のせいでもありません。

今だからこそ、そのことを声を出して言いたい!

それを認めてこなかった学校、
そして、社会・家庭!

私自身も、当時は次女に
色々しんどい思いをさせてしまっていたんだろうと思います。

だからこそ、今、子育てをしている方々には
私のような思いはしてほしくないと心から願います。