子どもたちに伝えました。

あれから23年。

風化してはならない。
阪神・淡路大震災。


神戸の妹は,直接体験しています。

夫は,市役所職員で,
当時,家には着替えに帰るだけだったこと,
比較的被害の軽かった妹の家に
多くの友人たちが頼って身を寄せていたこと,
毎日,炊き出しの手伝いをしていたこと,

その前日,たまたま,
いつも寝ているTVのある部屋ではなく
隣の部屋に寝たこと,
(もし,TVのある部屋で寝ていたら
 命はなかったということ)

実際に聞いた話を伝えました。

そして,動画も見せました。

 

大事なことは,分かる・分からないではなく,

伝えていくこと。

 

その事実を知る大人が伝えていくこと。

 

子どもたちには,

「何もしなくていい。

 ただ,今日,おうちに帰って

 ニュースを見たら,今日はこんな日だったんだなぁ,と

 心に留めてほしい。」

と,それだけ伝えました。

 

心に留めること,

それだけでも,大事なことだと思います。

 

大人が,毎日の生活に無関心では

子どもも何も感じない子になってしまいます。