あ。

今日は夕陽を見にいこう。

 

ふと思い立って、

自宅近くの国立公園まで

散歩に行ってみた。

 

この時期は寒いし

休日は人が多いから、

いつもだったら絶対に行かない。

 

だけど今日は、

あの公園で夕陽をのんびり眺めたいなぁ

特にピンクから紫になるあの時間帯に!

と、無性に思って。

 

 

コーヒー

 

 

公園に行く途中も着いてからも

イマココで教わったように

五感で存在する。

五感で味わう。

ということを意識する。

 

 

刻々と変わっていく空

夕焼け空に灯っていく街灯

 

まだ少しだけ暖かい風

サラサラと心地良い

葉っぱが擦れる音

 

乾いた芝生の香り

池を横切るカモの親子

水面にゆらゆら煌く街灯の光


大声ではしゃぐ子どもたち

空高くあげられた凧

 

お散歩している人や犬たち

手を繋いで空を眺める老夫婦

走っている人たち

あちこち飛び交う鳥たち

 

 

 

あぁ…

なんて幸せな光景なんだろう。

この空間にいるだけで幸せだ。

 

 

きっとこれから、

帰宅して家族で食卓を囲む人も

多いんだろうな。

 

 

夕暮れのそのワンシーンが

すごく愛おしくて離れがたくて、

ベンチに座って幸福感に浸ってた。

 

 

コーヒー

 

 

超ラムダだった昔の私なら、

 

まだやること沢山あるんだから

早く帰らなきゃ!

 

健康のために歩いてるんだから

ゆっくり歩いちゃ意味がない!

 

なーんて…

 

その光景には一切目もくれず

鳥の声や人々の声や

風の音や木々の音

芝生の香りを味わうこともなく

 

目標の歩数を達成したら

さっさと帰宅していただろう。

 

今この瞬間の幸せや豊かさに

気づくこともなく。

 

 

 

成果が全て!

効率が全て!

目標達成してナンボ!!

 

みたいな世界で

生きていたあの頃、

 

耳触りの良い目標を

掲げてはいたものの、

私の本当の望みは

 

もう何もしたくない

 

だった。

 

 

あの頃からずっとずっと、

何かを達成することよりも

 

こうしてのんびり過ごして

もっと日常生活を味わいたいって

そういえば望んでたなって思い出した。

 

 

あの頃は立ち止まるのが怖かったけど

過去の私が望むことを

諦めないでくれたから、

 

たくさんの人や情報にであい、

たくさんのものに挑戦し、

たくさんのものを手放して

 

happyさんに出会い、

イマココProgramに出合い…

 

こうしてようやく、

日常を味わえる生活を

手に入れることが出来たんだって思う。

 

 

 

望んだことって、

ちゃんと叶っているんだね。

 

 

そして、今の私が放った望みは

きっと未来の私を

幸せにしてくれているのだろう。

 

こうやって私は過去や未来の自分と

望みのバトンリレーをしているんだなぁ。

 

 

 

であればさ、今の望みだって

叶わないかもしれない

自分には出来ないかもしれない

 

なんて、

ふてくされている場合じゃないよね。

 

 

ここまで連れてきてくれた自分のためにも

そして未来の自分の幸せのためにも

 

今この瞬間の幸せをしっかり味わって

そして望みもどんどん放っていこう立ち上がる飛び出すハート