施設では薬物、アルコール、処方乱用など物質依存以外に、窃盗、性犯罪、ギャンブル行動依存に分かれている。


支援の現場に携わり、関わることの多い性犯罪者。


施設にはたくさんの相談と入寮希望者が訪れる。



性犯罪は知的障害など障害が背景にあり、性衝動が抑えられずに犯罪を犯す人と、一定数の知能を持ち、裕福な家庭で育ったのにも関わらず犯罪を犯す人とがいる。



前者は障害そのものは治せないので、本人が物事の善悪を理解し、衝動を抑える訓練をしていかなければならない。


小学生でもわかるような内容を、自分の欲求を優先させるあまりに理解しようとしない。


かなりの労力と監視する体制が必要になる。



後者は知能には問題がないが、根本には人として欠陥しているところがあり、それを本人が自覚して向き合っていかなければ問題は解決しない。


そもそも知能が高いせいか、周りを見下す傾向もあり、特に女性に対して軽視した感情を持っていることが多い。



事件を起こして逮捕され、裁判や服役が終わった後も、被害者に対して申し訳ないという感情や気持ちを本人から聞くことが極端に少ないことからもそういったことは伺える。



刑務所に行くしかない状況になって初めて、申し訳ないことをしたとことの重大さに気がつく。



幼少期から裕福に育ち、教育熱心に躾けられ、その中でも甘やかされ、精神的に自立をしていないので、自己中心的な考えに陥りやすい。


問題を自己で解決することをできないまま大人になるので、解決方法は自分の欲求を他者に対してはけ口とする方法をとる。



仕事をする上でもそういった感情のコントロールや、自分でストレスを発散することができないので、表面上は問題がないように取り繕うが社会に馴染めず影では問題を繰り返している。、



窃盗(万引き)、アルコールが問題の人にも同じような傾向があるが、性犯罪に関しては根本的な人間性に問題があるように感じることが多い。



やったことに対しての、被害者に対しての謝罪や後悔の思いが見受けられない(両親にもその感情が欠落していることが多い)、その後の生活態度や考えを改めようとしない。


自分自身と向き合い、真面目に治療や教育に取り組んで、社会復帰を目指そうとする気持ちが感じられないことからもそう思う。



社会は犯罪者、特に性犯罪者に対しては厳しい目が向けられている。


それは直接的な被害者を生んでいることや、その悪質で卑劣な内容からもそういった目で見られてしまうのはしょうがないことだろう。



そういった目を向けられながらも、施設や医療機関などの第三者が介入し、再犯につなげないことは社会のため、次の被害者を作らないためにもとても重要な仕組みだと感じている。



そしてそういった人たちの受け皿を、社会も、抱えきれなくなった家族も必要としているのは間違いないだろう。




当の本人がもっと考えなければならない。


自分のやったことの他者の人生に与える重大さと、自分自身の問題点を。



何でもかんでも親に解決してもらおうとしているばかりではいけない。


それなら一生施設で生活している方がまだマシに思う。



施設の中で自分なりの社会復帰を目指していけばいい。




性犯罪はその特性上、よっぽどの悪質でなければ示談が成立してしまう。



それは被害者やその家族にとっても加害者に対しては厳罰を与えてほしい一方で、少しでもお金が残ればまだ気持ちにも踏ん切りがつくからなのかもしれない。



表に出ていない事件や被害者は沢山いると思う。




防犯カメラが高性能になり、ニュースでも頻繁にしているので多少の抑止力になればいいと思う。



自分だけでなく、被害者や家族に対して、申し訳ないことをしたと思い、自分の行動と考えを改めてようとなった時が、更生の第一歩だと思う。



表紙や内容もまだクオリティが低いですが、今後の

執筆に対してのモチベーションになるので、短編のほうもよろしくお願いします。


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