本日より不定期ですが、
チビ君が娘の心の支えになってくれた感謝の気持ちを
前編・後編に分けて娘が書きますので、
温かく見守っていただければと思います。
精神障害に対しての、誹謗中傷のコメントはお控えください。
以前は、娘もブログをしていました。
精神障害に対しての誹謗中傷でブログをやめています。
普通の人には何ともないことでも、
とても言葉に敏感ですので、ご理解下さい。
サロンの宣伝兼ピグ兼プライベートブログをしていた2009年~2017年の記事は、
猫ブログにリニューアルした時に消去しましたが、
画像フォルダにチビ君の写真が残っていたので、
写真もぜひご覧ください。
よろしくお願いいたします<m(__)m>
これは、イジメが原因で精神障害になった「私」と、
21年間そばに寄り添ってくれた愛猫「チビ」との実話です。
母と行った近所のホームセンターで、
里親募集のじゃんけん大会をしていました。
最初は見るだけだったのですが、
じゃんけんの弱い私に、
母が「参加してみたら?」と言ってくれて参加しました。
参加者が大勢居たので、
私も母も勝つとは思っていなかったのですが、
まさかの一人勝ち…
縁があって家族になりました。
当時の私は、引っ込み思案ではありましたが、
特に問題もなく学校生活を送っていました。
学校から帰っても宿題に追われ、
チビとは少し遊ぶだけでした。
この頃はまだ、チビと少し距離感があったように思います。
チビが家族になって1年くらい経った頃から、
学校で少しずつイジメられるようになりました。
この頃はまだ嫌な事を言われる程度でしたが、当時の私は
「イジメられるような自分を嫌いになるのではないか」
「イジメられるような自分を恥ずかしく思うのではないか」
などの不安から、家族に相談出来ず、
独りでコッソリ泣いていました。
声に出さず泣いていたのですが、
違う部屋に居たはずのチビが来て、涙を舐めてくれました。
それから泣いていると、
そばに寄り添ってくれるようになりました。
最初は寄り添ってくれるチビを撫でるだけでしたが、
段々チビに悩みを話すようになりました。
もちろん返事はありませんでしたが、
私の痛みをわかってくれていた気がします。
チビに話していると少し気持ちが楽になり、
明日も頑張ろうと思えました。
それから1年経ち、イジメは更に酷くなっていました。
普段はクラス全員から無視をされ、
先生に頼まれた伝言も聞いてもらえず、
メモに書いて置いておいても、他の子が私が置いていたと言い、伝えたい相手には読まずに捨てられ…
先生には「頼んでいたのに伝えてくれなかったの?」
と怒られる日々でした。
何人かは、いつも無視をしているのに、
先生や親の前では友達のフリ…
圧を掛けられていたので、
私もこれ以上イジメられたくないという思いから、
愛想笑いをしていました。
それもあってか、先生に相談をしても
「勘違いなのでは?」とか
「喧嘩?早く仲直りしなさい」などの
返事しかしてもらえませんでした。
段々自分が存在していないような、
幽霊になったような気持ちになり、
真冬には休み時間の度に、
寒い廊下で汚れてもいない手を洗って、
冷たいと感じる事で
生きている事を実感するようになりました。
それでも家族に相談出来なかった私は、
家に帰っても心配を掛けないよう無理をして笑顔を作り、
精神はボロボロの状態でした。
それでも、中学生になれば別の小学校と一緒になるから
状況は変わるだろうという希望を持って耐えていました。
そんな希望が持てたのも、
ずっと傍に寄り添ってくれて
チビが支えになっていたからです。
中学生になってからのことは、
後編で書かせていただきますので、
後編も読んでもらえると嬉しいです。