チビを偲んで(前編) | 5匹の保護猫&1匹の里猫と暮らす【猫にゃん日記】

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愛猫(5匹の元保護猫&1匹の里猫)と
2022年7月に天国に旅立ったチビ君&飼い主の日常を綴っていきます。
体験談からの美容情報も発信します!
愛猫たちの可愛い写真に癒されてくださいね♪

本日より不定期ですが、

チビ君が娘の心の支えになってくれた感謝の気持ちを

前編・後編に分けて娘が書きますので、

温かく見守っていただければと思います。

 

精神障害に対しての、誹謗中傷のコメントはお控えください。

以前は、娘もブログをしていました。

精神障害に対しての誹謗中傷でブログをやめています。

普通の人には何ともないことでも、

とても言葉に敏感ですので、ご理解下さい。

 

 

 

サロンの宣伝兼ピグ兼プライベートブログをしていた2009年~2017年の記事は、

猫ブログにリニューアルした時に消去しましたが、

画像フォルダにチビ君の写真が残っていたので、

写真もぜひご覧ください。

 

よろしくお願いいたします<m(__)m>

 

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これは、イジメが原因で精神障害になった「私」と、

21年間そばに寄り添ってくれた愛猫「チビ」との実話です。

 

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チビと出会ったのは、9歳の頃…


母と行った近所のホームセンターで、

里親募集のじゃんけん大会をしていました。

 

最初は見るだけだったのですが、

じゃんけんの弱い私に、

母が「参加してみたら?」と言ってくれて参加しました。

 

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参加者が大勢居たので、

私も母も勝つとは思っていなかったのですが、

まさかの一人勝ち…

 

縁があって家族になりました。

 

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当時の私は、引っ込み思案ではありましたが、

特に問題もなく学校生活を送っていました。

 

学校から帰っても宿題に追われ、

チビとは少し遊ぶだけでした。

 

この頃はまだ、チビと少し距離感があったように思います。

 

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チビが家族になって1年くらい経った頃から、

学校で少しずつイジメられるようになりました。

 

この頃はまだ嫌な事を言われる程度でしたが、当時の私は

「イジメられるような自分を嫌いになるのではないか」

「イジメられるような自分を恥ずかしく思うのではないか」

などの不安から、家族に相談出来ず、

独りでコッソリ泣いていました。

 

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声に出さず泣いていたのですが、

違う部屋に居たはずのチビが来て、涙を舐めてくれました。

 

それから泣いていると、

そばに寄り添ってくれるようになりました。

 

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最初は寄り添ってくれるチビを撫でるだけでしたが、

段々チビに悩みを話すようになりました。

 

もちろん返事はありませんでしたが、

私の痛みをわかってくれていた気がします。

 

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チビに話していると少し気持ちが楽になり、

明日も頑張ろうと思えました。

 

 

それから1年経ち、イジメは更に酷くなっていました。

 

普段はクラス全員から無視をされ、

先生に頼まれた伝言も聞いてもらえず、

メモに書いて置いておいても、他の子が私が置いていたと言い、伝えたい相手には読まずに捨てられ…

先生には「頼んでいたのに伝えてくれなかったの?」

と怒られる日々でした。

 

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何人かは、いつも無視をしているのに、

先生や親の前では友達のフリ…

 

圧を掛けられていたので、

私もこれ以上イジメられたくないという思いから、

愛想笑いをしていました。

 

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それもあってか、先生に相談をしても

「勘違いなのでは?」とか

「喧嘩?早く仲直りしなさい」などの

返事しかしてもらえませんでした。

 

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段々自分が存在していないような、

幽霊になったような気持ちになり、

真冬には休み時間の度に、

寒い廊下で汚れてもいない手を洗って、

冷たいと感じる事で

生きている事を実感するようになりました。

 

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それでも家族に相談出来なかった私は、

家に帰っても心配を掛けないよう無理をして笑顔を作り、

精神はボロボロの状態でした。

 

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それでも、中学生になれば別の小学校と一緒になるから

状況は変わるだろうという希望を持って耐えていました。

 

そんな希望が持てたのも、

ずっと傍に寄り添ってくれて

チビが支えになっていたからです。

 

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中学生になってからのことは、

後編で書かせていただきますので、

後編も読んでもらえると嬉しいです。