金持ち父さんシリーズは、お金に関する「哲学」を
学べる本で、今さら私がお勧めする事もないぐらい
有名ですね。

ただ、私自身は勝手に、「アメリカの人が書いたから
日本の実情には合わないんじゃないかな」という気がして、
今まで読んだことがありませんでした

でも、自分が行政書士事務所を経営するという「自営業」
を始めたことで、「起業する」ということがいかに難しいか
身を持って体験しました

そんな時にこの本を見つけたので、パラパラとめくって見た
ところ、「これだ」と思ったわけです。

金持ち父さんの起業する前に読む本 
ロバート・キヨサキ シャロン・レクター著 白根美保子訳
2006 筑摩書房

起業家と従業員のどこが違うかという説明ほど、私の心を
揺さぶる話はありませんでした

今まで、私は従業員的な発想でしか、世の中を見て
きませんでした。

そのままで起業して、うまくいかないのは当たり前
だったのです。

そのことに気づかせてくれた、素晴らしい本です

「起業家精神」に国境も文化の違いもありません。
今まで、このシリーズを食わず嫌いしていた自分が
いかに愚かだったかと思いました。

これから起業しようか、会社をやめようかと悩んでいる
皆さんに、そして起業をしてみたものの、うまく行かなくて
悩んでいる皆さんにお勧めの1冊です