リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと

残念ながら、経済的事情により、リッツ・カールトンに
宿泊したことは、まだありません

でも、いつか絶対に泊まってみたいと思いました。
この本は、そんな思いにさせてくれる本です。

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと
林田　正光著　あさ出版　２００４

初版は１０年前の本ですから、書店の店頭には
無いかもしれません。
私も、古本屋さんで見つけました

この本で素晴らしいところは、ただこのホテルのサービスは
最高ですよという話ではないところです。

リッツ・カールトンは全世界に展開するホテルチェーンです。
それなのに、どこのホテルでも同一の最上級のおもてなしを
することができるのはなぜか

そのための、組織論や、ビジネスマン一人ひとりの魅力づくり
まで語られているところです。

今、営業の仕方でちょっと行き詰まっている人
自営業で、接客について迷っている人
これから就職するんだけど、社会人として何を身につければ
いいのかわからない人

ぜひ一度お読みください。たくさん学びの種が詰まっています

一つだけ、お話したいこと。

リッツ・カールトンには、「クレド」と呼ばれる経営理念・信条があります。
この「クレド」に基いて、全ての従業員が働き、全ての組織が動きます。
全員が「クレド」を常に携行し、自分の行動を自ら照らしあわせています。

あなたのお店には「経営理念」がありますか
あなたの会社には「これだけは譲れないもの」として、
社員全員が共通に認識しているものがありますか

私の事務所には、経営理念が額に入れて掲げてあります。

「私は、お客様と日本を明るく元気にする行政書士です」

この言葉に恥じない行政書士になることが、私の夢であり
信念です