“まんま”の人 | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

“まんま”の人


「ともに笑う あなたと!」

こんにちは。
宮川典子です。

統一地方選挙前半戦が終わった今週、
国会日程は目まぐるしく動いています。
ほぼ毎日のように所属委員会のかけもち、
部会や議員連盟、自分主導のプロジェクト始動、
そして地元・山梨へ帰っての地道な活動など、
とにかくその日一日を大切に必死に動いています。



さて、今朝、突然の訃報が報道されました。
俳優の愛川欽也さんが急逝されたとのこと、
「アド街ック天国」の大フアンとしては
ギネス記録も刻んだ軽妙な名司会のお姿を
もう拝見できなくなると思うと非常に残念です。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

私には、とても印象に残った
愛川さんのあるインタビューがあります。

もう10年以上前になると思いますが、
奥様のうつみ宮土理さんの魅力を問われて
「この人はね、“まんま”の人なの。
いつでもどこでも、外でも内でも。
そんな“まんま”の人であるところがいいんだよ」
と答えていらっしゃいました。

当時、まだ大学生だった私の記憶に深く残ったのは、
きっと「まんまの人」という温かい表現だったと思います。
飾らず、偽らず、ありのままである人を
しっかりとした目で見つめることができる懐の深さと、
それを当たり前のごとくさらっと話すお人柄に
「こんな人もいるんだ」と思ったのでした。

教師時代、一生懸命に自分を飾って、
人の目ばかり気にして生きている子供たちを見て、
「こんな窮屈な生き方をさせてしまっているのは
評価ばかりを気にさせてしまう大人の責任かも」と
悩んでいた時期があります。
子供たちがもっと、無邪気にまんまの自分で生きられたら
心を病む子も少なくなっていくのではないかと感じます。


「おまっとさんでした」とお茶の間をあったかくし続け、
多くの皆様に愛された愛川欽也さん。
近親者の皆様のご心痛いかばかりかと拝察しますが、
どうかその温かな心がずっと遺っていくよう願います。

改めてご冥福をお祈り申し上げるとともに、
私も誰かの“まんま”をしっかり見つけ、支え、
愛していける人でありたいと思っています。


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愛川欽也さん、永遠に…。

合掌