声を枯らして応援する理由 | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

声を枯らして応援する理由


「日本再起動!」

こんばんは。宮川典子です。
誰かと会う度に「暑いですねぇ・・・」から会話が始まるこの季節、
信じられないくらいの汗をかきながら地域を歩いています。
毎日、空には稲光が走るのですが、
待っても待っても雨が降りません。
「このまんまじゃ、また高温障害でぶどうに色がこなくなっちもう」と
ぶどう農家の方が嘆いていらしたほどです。
農家の皆様のこれまでの作業がちゃんと報われるよう、
少しでも多くの恵みの雨を期待する夜です。


さて、7月28日からロンドンオリンピックが始まりました。
連日、いつもより少し早めに寝て、3時ごろ目覚めて、
テレビの前に座って応援をしています。
私は元々、小学校1年生から高校2年生まで水泳をしていたので、
夏季オリンピックは何よりも水泳の応援に力が入ります。

今大会は、”Wコウスケ”に注目をしてきました。

まずは、男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得した、
高校3年生・17歳の萩野公介選手。
個人メドレーという難しい種目でこれだけタイムをのばし、
しかも大舞台で世界王者を破る活躍。
報道では「新星」「新たなスター」と呼ばれていますが、
萩野選手の国内での活躍は、メダル獲得を感じさせるものでした。
その積み重ねがあったからこその爆発的な成長!
これからもさらなる活躍が期待される選手です。

もう一人は「ダブル・ダブル・ゴールドメダリスト」の
男子平泳ぎの北島康介選手。
今日の早朝4時頃、我が家の近くを通った方は
「なっ、何だ、この叫び声は?!」と思われたかもしれません・・・。
素晴らしい世界記録が出たレースではありましたが、
その中心に北島選手がいないことが未だに信じられません。
北京五輪以来、気持ちを保ち続け、練習を続けていくことは
本当に大変なことだったはずです。
しかし、紆余曲折を繰り返しながらも、ここまできた北島選手。
どうしても、この4年間の集大成を遂げてほしいと
心から願い祈るような気持ちで応援しています。

そして、勝手ではありますが、私は北島選手のことを
「苦しく立ち止まることがあっても、その先には必ず光がある」
ということを教えてくれた恩人だと思っています。
レベルは違えど、同じ水泳という競技に携わってきたからこそ、
常に世界トップでいつづけることがどれだけすごいことなのか、
その重圧と重ねる年齢と闘い続けることがどれだけ辛いことなのか、
少なからず理解できているつもりです。
だからこそ、北島選手の不屈の闘志と前向きな姿は
「こんなことで自分に負けるな!」と勇気を与えてくれるのです。


だから、どうしても、ロンドンでもど真ん中に立ってほしい。
ど真ん中に立って、悔しいくらい爽快な名言を残してほしい。
その願いが叶うと信じて、どんなに声を枯らしても、
遠く日本から、私は最後まで応援し続けます。


見たいのは、この豪快なガッツポーズ!!
頑張れ、頑張れ、北島康介選手!!!