県産木材がこんなに素敵に☆ | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

県産木材がこんなに素敵に☆


「みんなで日本再起動!」

おはようございます。宮川典子です。
今日は「こどもの日」、初節句を迎える男の子もたくさんいることでしょう。
祝日法の第2条によれば、5月5日には
「子供の人格を重んじ、
子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する
という意味が込められているのだそうです。
未来の宝でもある子供たちの明るい幸せを築くことを誓いつつ、
自分の母親にも改めて感謝の気持ちをもつ一日にしたいと思います。


昨日はずっと見学したかった、とある体育館に行ってきました。

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(小菅中学校の珍しい卵型体育館です)

どうしてこの体育館に注目していたかというと、
建築に県産木材がふんだんに使われていると聞いていたからです。

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(正面両脇の柱はヒノキ。直径60mほどある立派なもの!)

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(骨組みには圧縮材、美しいアーチを描いています)

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(窓枠まで木材。暖かみがあってデザイン性も高いです)

私は山梨県が抱える多くの山林・森林をもっと有効活用し、
2つの産業展開&地盤強化ができると考えています。
一つ目の産業は、木質ペレットなどを使った木材による火力発電
もうひとつは、県産材を使った建築物の県外輸出
外国産の木材が”もつ”サイクルは25年と聞いたことがありますが、
四季の天候に耐えて強く育った国産材の耐久年数は
100年とも200年とも言われています。
丈夫な県産の木材を使った、耐久年数の長い建築物を広め、
三世代でひとつの家を大切に使っていくような建築物環境を
山梨県から発信していきたいと思っています。
そして、現在は林業の衰退により手入れができなくなった山々を
木材を計画的に切り出し、山を丈夫に管理することによって
治山効果を高めることもできます

山からの土砂崩れに悩む山梨県にとっては、
県民の生命財産を安全に守ることにもつながるのです。
これら3つのことを考えても、県産材の活用について
その可能性をもっと追い求めていきたいと考えます。

武田信玄公は、こういう言葉を実践していたと私は感じています。
治山治水こそ政治の礎である、と。
山を治め、水を治めることで民の生命を守り、
その山や水の力を有効活用することこそ、
山梨県の独自性ある生活と産業を生むのだと思っています。
今は、県内の山岳地帯に若者が集い、林業を展開し始めています。
そういう方々の力もお借りして、山梨の可能性をもっと広げたい。
いつもそう思いながら、新緑に溢れる山々を眺めています。


さぁ、今日も地道にあいさつ回り&お祭り見学。
皆様、どうぞ事故なく、素敵なGWをお過ごしください☆