甲府中心街の活性化を熱く考える!
日中はあいさつ回りに明け暮れた一日でした。
夜は甲府市の有名スポット・桜座にて、甲府商工会議所(青年部)と
ゼット会(甲府中心街の商店街の総合組織)共催の
パネルディスカッションに参加してきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120116/22/mygwnrk/6a/6a/j/t02200165_0640048011739106690.jpg?caw=800)
「いろいろいっちゃいんで、ぱっぱとやるだよ!
みんなでたのしく、まちをちっとよくするじゃん」
(「いろいろ言わないで、どんどんやるんだよ!
みんなで楽しく、街をちょっとはよくしようよ」の意。
私とコンビを組むSさん直筆のバックボード、素敵です☆)
パネルディスカッションのゲストは、以下の7名の方でした。
・古谷公宏さん(ゼット会)
・上原伊三男さん(山梨経済同友会 常任幹事)
・小林文俊さん(NFL代表)
・宇野善昌さん(甲府市副市長)
・小林久さん(株式会社やまと 代表取締役)
・入倉要さん(山梨経済同友会 代表幹事)
・中川則昭さん(甲府商工会議所 青年部会長)
甲府中心街活性化に携わる、著名な方々ばかりです。
パネルディスカッションの中では・・・
1)甲府中心街の魅力(良いところ)
2)20年後の将来・理想の街
3)今すぐ実行できる街づくりのアイディア の3つについて
パネリストの皆様のそれぞれの持論を伺い、
その都度、会場からもたくさんの意見が飛び交いました。
年齢層も20代~80代までと幅広く、中心街の歴史を垣間見ました。
私は、甲府中心街の活性化を考える上で、次の3点を重視しています。
1)価値観の転換と社会の変化にどう対応するか
東日本大震災以降、日本人の心に刻まれた「地域の絆」の大切さ。
それを担保するものの一つが「商店街」だと思います。
また、高齢化が進む中、大型店舗型の消費スタイルには
もう限界がきているのではないでしょうか。
小売店の時代が再びやってくる、と私は考えています。
2)専門性を高め、広い世代層に対応する店舗展開
同じ商店街に、同じようなお店は必要ありません。
それぞれの店舗の専門性を高めながら、
10代~80代まで対応できる品揃えをすることが不可欠です。
ある特定購買層と、ある特定世代しか買い物ができないような
商店街では、客足はどんどん遠のくからに他なりません。
3)15年後のリニア新幹線開通に向け、どんな”中心街”になるか
これは山梨県にとって非常に重要な問題です。
「開通してから考えればいい」のではなく、来たる15年後に向かって
中心街をどんなふうに生まれ変わらせていくのか、
明確なストーリーを今からつくらなければなりません。
甲府南部にできる駅から、どうやって人を中心街に集めるか、
中心街は何に特色を置くのか、など自発的に考えていき、
これからの都市開発にも関わっていくべきだと思います。
日本全国のどの街でも、商店街をどう活性化するかは
街の将来を左右する大きな問題として考えられていると思います。
小売業が厳しい状況の中、迅速な方向転換が求められています。
私もいろいろなところの活性化した商店街を体感してきましたが、
今の活気からは想像もつかないような、暗い過去があったりする。
でも、だからこそ、「商店街は復活できる!」と確信できるのです。
今後の商店街活性化のために、私が政治を通してやることは2つ。
●「大規模小売店舗法」の改正(場合によっては廃止)
●リニア完成までに観光拠点と中心街の役割を明確にし、
山梨県を「観光立国」の一大モデル県とすること
商店街の明暗を分ける、大切な国策の一つにしっかり携わっていきます。
私自身がライフワークとするものに関して、今日は学びをいただきました。
パネリストの皆様、会場でご一緒した皆様、ありがとうございました!