空き店舗、増えていませんか? | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

空き店舗、増えていませんか?

年末年始でちょっぴり「夜型」になった生活リズムを「朝型」へ、
そして「超朝型生活」へと移行しようとしている宮川典子です。


突然ですが、私は「観察」が大好きです。
人間観察、動物観察、子ども観察、自然観察、富士山観察などなど、
じーっと観察し、変化の起こりに驚いたり顔をほころばせています。
この前はあいさつ回りの最中、お邪魔したお宅の
2歳になる男の子が必死に雑草をむしり抜く姿が愛らしくて、
「この動作のどこに興味があるんだろう?何が惹き付けてるの?」と
つい10分近く観察してしまったほどです(汗)。
というように観察するものはたくさんあるわけですが、
その中でも私は「街なか観察」をいつも心がけています。
新聞やテレビやインターネットで見るよりも早く、
世の中で何が起こっているかを間近に見ることができるからです。

最近、毎日のように「街なか観察」をしていて感じるのは、
日毎に空き店舗が多くなっているということです。
各地の商店街からは小売店が「一軒、また一軒」と消えていき、
中小企業の社屋や跡地が貸し店舗や売り地になっています。
1年前と比べても、その数は格段に増えたと言い切れるほど。
長く続くデフレ、震災以降により深刻になった不景気、
その影響が私たちの街を直撃していることを痛感しています。
国民の皆様が安心して生活していくためには、何よりもまず
少しインフレを起こしてデフレ脱却し景気を上向きにしながら、
日本人(特に若者)の雇用をきっちり確保していくことです。
これができなければ、空き店舗はどんどん増えていくばかりです。


現在、消費税増税が毎日のトップニュースとなっていますが、
国内の経済を好転させないままで10%の増税は危険です。
少なくとも、GNPの到達目標値を決めたり、目的税化したり、
非課税項目を設定して国民の負担を減らす試みをしなければ、
「消費税10%」が国民生活に大打撃を与えるのは明白です。
景気回復させることが、増税を検討する必要最低限の条件です。
それまでは、断固「消費税増税反対」を訴えていきます。


皆様の周りで、空き店舗、増えていませんか?