「△△内閣」発足?
昨日、野田内閣が発足しました。
党役員人事や組閣内容もハッキリと発表されましたが、
小沢一郎議員曰く、「相当いろんな人に配慮した人事」だそうです。
マスコミや街角インタビューでは、「知名度のある人が少ない」との
意見が多いように感じますが、知名度が必要なのは選挙の時。
政治をするのに知名度は関係なく、実力があればいいのです。
私自身、よく存じ上げない方も大臣になっていらっしゃるので、
これからのご活躍をじっくり拝見したいと思います。
今日は、新聞各紙に新内閣のネーミングが載っていました。
その中のいくつかを勝手にご紹介します。
・「派閥(グループ?)均衡内閣」
・「どじょう内閣」
・「どじょう泥沼内閣」
・「雪だるま内閣」
・「低姿勢八方美人内閣」
・「内向き内閣」
・「翼賛体制内閣」
・「冷静実直内閣」
・「お子様ランチ内閣」
・「行く先不明内閣」
・「生活不安内閣」
・「党内融和内閣」
・「課題先送り内閣」
「問われた人はネーミング考えなきゃいけないから大変ね」と思いつつ、
私の頭の中には決まって同じ言葉が浮かびます。
「内閣発足の翌日に、こんなネーミング必要か?」と。
民主党代表選の時にも思っていましたが、マスコミは常に
「政策や理念より、政局しか聞かれない」と報道していました。
しかし、会見の内容を見れば質問が政局に集中しすぎていました。
「語られるは政局ばかり」ではなく、「聞かれるは政局ばかり」。
そして、今日はまだ何の仕事もしていない内閣にネーミング。
これでは国民は先入観をもって見てしまい、政治の安定には逆効果です。
内閣が頑張ってくれないことには政治は進まないのだから、
被災地や日本経済のためにはもっとシンプルに見守ればいいのでは?と
ついつい思ってしまう連日の報道です。
何も始まらないうちに、世論をむやみに揺さぶることは好ましくありません。
こんなことをやっていたら、有権者の政治に対する考えを醸成できないし、
すなわち日本の政治が成熟しないことになってしまいますから・・・。
むしろ、ネーミングをするなら、終わった内閣に対して行ったらどうでしょう?
在任452日で終焉を迎えた菅内閣にこそ、これまでの評価を踏まえた
「△△内閣」というネーミングをつけてほしいのですけれど・・・。
私も、一つの総括として菅内閣のネーミングを考えようかと思います。
皆さんなら、菅内閣にどんなネーミングをつけますか?
ご意見をお寄せください('-^*)/