自民党女性部(局)長・女性議員政策研究会①
今日から一週間は東京滞在ロングラン!
東京は山梨よりは少しばかり暑さも控えめですが、
それでも勉強に没頭しすぎて熱中症にならないように気をつけます。
今日から2日間は・・・
「自民党女性部(局)長・女性議員政策研究会」に出席。
全国各地から自民党都道府県連合会所属の女性部長さんや女性局長さん、
地域で活躍する自民党所属の女性議員の皆さんが集まっての勉強会です。
150名ほどの参加者で満員になった会場は、開始前から活気にあふれ、
一瞬にしてたくさんの刺激を受けるほどでした。
プログラムにそって、本日の研究会の内容の一部をご紹介します。
(私の座席からは拙いアングルの写真しかとれませんでした・・・ご容赦を・・・)
●党執行部からのあいさつ
☆石原伸晃幹事長
☆小池百合子総務会長
☆その他、森英介衆議院議員や衛藤晟一参議院議員、
党所属の女性国会議員の皆さんからから激励の言葉がありました。
●東日本大震災―被災地からのレポート―
☆岩手県代表 工藤勝子県議より
「仮設住宅の着工などがスムーズにいった」という前向きな報告あり、
義捐金の配布などの遅れに苦しむ実態もご報告いただきました。
「国政はもっと協力して被災地復興に取り組むべし!」との
手厳しいご意見もありました。
☆宮城県代表 野田幸代県連女性部長より
被災地復興がなかなか進まない現状はありながら、被災者の皆様が
なんとか自力で立ち上がろうとする姿を垣間見ました。
三陸海岸の資源を使って、漁業振興を図るためのさまざまな試みを
県知事との連携により進めていきたいとの報告がありました。
☆福島県代表 山口和子県連女性部副部長より
報告の中心は、やはり原発問題に関すること。
自民党福島県連は原発被害を受けている県としては
当然「脱原発」を掲げて活動をしていくけれども、今後の展開を見ながら
冷静な議論をしていくべきだとのお考えを述べられました。
一日も早く避難している皆様が福島へ戻れますように・・・。
●谷垣禎一総裁からの基調講演
現在の国政状況や、被災地復興に向けての自民党の取り組みなどを
詳しく解説してくださり、とても力強く頼もしい講演でした。
参加者の手元に資料として配られた「自民党からの577の提案」が
きちんと実現するよう、努力されるとの言葉に皆さんも安堵の表情でした。
「谷垣総裁ってソフトすぎてパンチに欠けるなぁと思っていたけど、
今日の姿を見てすっかり大ファンになったわ!頼りになる!」
と言っていた参加者が多かったのが印象的でした。
●児童虐待防止「ハッピーオレンジ運動」について
☆基調講演
精神科医・医学博士 青木 豊 目白大学人間学部教授
現在、自民党では昨今問題視される児童虐待防止のため
「ハッピーオレンジ運動」を展開しています。
今日は乳幼児期に受けた虐待が子供たちにどのような悪影響を及ぼすかを
日本では数少ない専門家である青木先生からお話を伺いました。
講演の最中には衝撃的なビデオを何本も見せていただきましたが、
会場にいるほとんどの女性が「母」であるだけに
「どうしてこんなことができるの・・・」と悲痛な声があがりました。
家庭や学校で抱える問題の根底には、「児童虐待」から受けた傷が
原因となっている問題が多々あります。
この現実から目を背けず、女性の視点をフル活用した政策と対策を
全国各地から発信していくことの重要性を感じました。
●分科会「少子化対策・子育て支援策について」
分科会「わが国の年金制度の課題と今後の対応」
☆私は「少子化対策・子育て支援策について」に参加しました。
講師は小渕優子衆議院議員でした。
日本は「高齢化」が問題だとよく言われますが、
私は「少子化」をも含む人口減少こそ最大の問題だと思います。
少子化問題をクリアするには、適齢期世代の就職や安定収入、
晩婚化を解消しながら子供を産みやすい環境をつくることが大切です。
私も適齢期世代の一人として、非常に興味深くお話を聞きました。
●最後は・・・一日目のお楽しみの「懇親会」
☆谷垣総裁再登場、大島副総裁も駆けつけてくださいました。
その他、女性と若手の国会議員の皆さんも参加していました。
言うまでもなく、会場は熱気に包まれ元気いっぱいでした。
やはり、女性のパワーはすごいです!
最近、アウトプットが多かったので、多くの学びに溢れた今日は
自分にとってもいい気分転換になり、新たな視点を与えてくれました。
近県の女性議員の皆さんも気さくに声をかけてくださり、
女性ならではの温かいつながりにも恵まれたように思います。
山梨県からも私以外に2名の女性議員さんが参加されましたが、
「また明日が楽しみね!」と意気揚々と話していました。
明朝は靖国神社の昇殿参拝から始まります。
明日も頑張るぞ!