ペテン総理の延命措置
もう、このブログの題名を読んだだけで、
普通の感覚の人ならイライラしますよね・・・。
菅総理の退陣時期について、「今月中」とか「7月中旬」とか、
はたまた「8月下旬」とかいう見方が飛び交っています。
国民新党の亀井代表に至っては、「お遍路を歩くのは秋がいい」です。
正直言って、私は菅総理の適当な政治姿勢にもう我慢なりません。
確かに、彼のガメツイ権力欲には心底辟易していますが、
それよりもイヤなのは「時期を明確に決めない」ことなんです。
まさにこれからの復興を支える第2次補正予算をいつ決めるのか?
被災者の皆さんをいつになったら全員避難所から出すのか?
特例公債法案はいつまでに決定するのか?
義捐金の配布をどうやって、いつまでに終わらせるのか?
目標に達しない仮設住宅の手配はいつまでに終わらせるのか?
大震災関連倒産を食い止める対策はいつまでに講じるのか?
復興院はいつ創設して、一体どこに誰を配置するのか?
”脱原発”のエネルギー対策にいつから具体的に取り組むのか?
厳しい節電計画で停滞するだろう産業対策にどう手を打つのか?
明確な時期&数値目標が全然見えてこない!
これが日本の混乱と低迷を引き起こしているのです。
「政府」というのは政治の中枢であり、行政の中枢でもあります。
時期や数値目標が不明瞭な行政仕事なんてあり得ません。
「仮免許だから時期はいつまでかかってもいい」、
「数音痴だから数値は後付け」なんてことも許されるがはずないのです。
東日本大震災からもう3ヶ月が経ち、復興と日本全体の振興を
考えねばならない今、行政のリーダーの決断の遅さは致命的なのです。
まぁ・・・菅総理に行政能力がないことは明白ですから・・・
せめて、退陣の時期くらいハッキリして!
そして、モヤモヤした気持ちを晴らしてくださいよ!