統一地方選、前半戦終了。
一昨日、統一地方選の前半戦である県議選が終わりました。
これからの国政のあり方も占うことできると言われた闘いでしたので、
政党同士の白熱した選挙戦が主には行われたと思います。
自粛ムードの中での選挙戦ではありましたが、
これからの山梨県の4年間の方向性が決まったとも言えます。
前半戦のこの結果がどう後半戦につながっていくのか、
私もよくよく注視していきたいと思います。
今回の統一地方選には特徴がありました。
その特徴を私なりに分析してみたいと思います。
①全県的な投票率の低迷
・大震災発生から続く自粛ムードの長期化が投票行動を滞らせたか?
・無投票選挙区が多かったことからもわかるように、激戦区以外は
候補者の顔ぶれが大きく変わることがなかった。
・政治的無関心からくる「誰がなっても同じ」という気持ちが強かったか?
・1月末に行われた知事選の投票率の低迷も尾を引いている
②緩やかな世代交代
・ベテラン県議が落選し、30代~40代の若手候補が当選した背景には、
これまでの県政のあり方を刷新してほしいとの願いがあるか?
・激戦区であればあるほど、世代交代へと舵が切られた。
・党派に関係なく、若い候補者が注目される時代になってきた。
・地道に、時間をかけて有権者に訴える行動力への信頼が高まってきた。
③政策論議にいまだ辿り着かない選挙区の目立ち
・選挙の中心話題が「政争」になっている選挙区が未だ多い。
・過去の国政選挙や首長選挙、県議選での争いが続き、派閥抗争が根強い。
・それぞれの党派の中に、同じような問題が混在している。
投票率が低かったことは、本当に残念でなりません・・・
しかし、目を引くような大きな変化はなかったものの、
新たな政治の流れを求める有権者の皆様の動きを
感じることができた選挙ではなかったかと思います。
新県議の皆様には、ぜひともさらなる県政発展のためにご尽力いただき、
山梨県民の望む政治が新時代の展開されることをお祈りいたします。