夫婦別姓を考える。
宮川典子です、こんばんは。
今日はものすごく強い風が吹いていて・・・寒かった!
久しぶりに帰ってきた愛車も、あっという間に砂まみれです。
そんなこんなで一日の予定を終えて帰宅すると、
夫婦別姓のことについて特集するテレビ番組をやっていました。
驚くことに、「夫婦別姓で精神的苦痛を負った」とか
「別姓での婚姻届提出を受理するべき」という理由で
集団訴訟が行われるという事例を目にしました。
司法の場において、初めて”夫婦別姓の正当性”が判断されます。
「女性が仕事をするのに”不便”だ」とか、「旧姓に愛着がある」とか
それぞれに理由をお話していらっしゃいました。
しかし、私は夫婦別姓の問題を利便性を考えながら語ったり、
旧姓を捨てることは憲法違反だということには反対です。
なぜなら、夫婦別姓によって生まれる真の弊害について、
誰も心を寄せていないと感じるからです。
通称使用、たしかに面倒なこともあるかもしれません。
しかし、この弊害のことを思えば、通称使用で生じる面倒など
目をつぶって対処しようと普通に思うはずなのですが・・・。
その「真の弊害」とは・・・
夫婦別姓=親子別姓、になるいうことです。
子供の目線からすれば、両親が別姓だった場合、
就学する頃にはどちらかの姓を選択しなければいけません。
夫婦別姓を導入している国々では、通常、子供たちは
父親の姓を名乗るように法制定されているようですが・・・。
こんな立場に立たされた時の、子供の気持ちはどうなる?!
子供に「お父さんを選ぶの?お母さんを選ぶの?」と
究極の選択を迫っているようなものではありませんか。
そんな選択を、私は子供たちに決してさせたくありません。
大人の勝手で、子供たちが苦しむのは絶対に避けたいのです。
そして、夫婦別姓が進めば、新たな「家族」を紡いでいくという
感覚が薄れていくのは必然かと思います。
男性の●●家、女性の▲▲家が中心の生活になる可能性が高く、
それでは、新たな「家族」がきちんと成立しなくなります。
ならば、結婚すること自体、「意味ないじゃん」と言われる時代が
やってくるとも限らない・・・そんな不安すら覚えます。
皆さんは、夫婦別姓についてどう思われますか?
賛成・反対どちらでも結構ですので、ぜひご意見をお聞かせください!
先述の集団訴訟の行方、しっかり見守っていきたいと思います。