山梨は「高い」? | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

山梨は「高い」?

今日も県下を走り回っています!甲府駅での駅頭を終えた後は、郡内地方のあいさつ回りです。


政治活動を始めてからというもの、山梨は「高い」と気がつきました。「高い?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際に車で走っていると平面的な広さより立体的な”高さ”を感じることがしばしばです。地図を見てもさほど広くない山梨県ですが、盆地地形のせいか、山と谷の繰り返しの多さにビックリします^^;


Heart Weather News
(丹波山村・小菅村はまだ雪深かった・・・スリップ注意!)


今日は丹波山村・小菅村に伺ったのですが、何度も山を越えて1時間半かけて2村を目指して走りました。小菅村は山を越えるたびに集落が出現し、丹波山村は山谷を終えた後に何とも純朴な集落が見えてきます。子どもたちも素朴で、人があったかくて、みんな優しい。子どもたちが歓声を上げながら雪だるまをつくっている姿を見ると、とっても温かい気持ちになりました。ちょっとだけ道を整備し、山越えの負担を減らすことができれば、こんな素晴らしい風景がいつまでも生き残っていけるのではないかと、しみじみ窓の外を眺めていました。


現在、公共事業の是非が問われています。「コンクリートから人へ」という言葉も生まれました。しかし、現代の生活様式の中でも、今まで人が息づいてきた村や町、小さな集落を守っていくためには、道路を整備し暮らしの環境を整えていくことが必要です。無駄な公共事業は見直すべきですが、公共事業そのものがすべて悪だという考えは、この素晴らしい村々を見てから発言してほしいものです。


山梨県内では、まったく住人がいない集落が増えてきています。家々は傾き、わびしい風景がそこにはあります。しかし、何でも便利な場所へ移住してしまっては、その土地にあった文化や伝統行事を受け継いでいくことはできません。生まれた土地で生活し、生まれた土地で伝統や歴史を守りながら人生を送る。そんな生活が送れるような環境づくりをしていくことも、これからの政治の役目なのかもしれません。


県内を走るのは移動距離も多くて大変ですが、その分見えなかったものが目に飛び込んできます。毎日が学びの連続です。これからも現場をたくさん見て、これからの政治に任されている課題を見つけていきたいと思っています^^


きょうの典気・・・「雪景色に魅せられて・・・晴れときどき曇り」

          (ちょっとだけ三半規管が弱い私・・・山道で少し酔いました^^;)