雨の中、我は何を思う・・・ | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

雨の中、我は何を思う・・・

シトシトと雨が降る、建国記念の日。

朝から護国神社の清掃活動に参加しました。冷たい雨の降る中、何十人もの人が神社を掃き清めています。私も雨に濡れながら、ぬかるむ足元に苦戦しながら、私も一生懸命にお掃除をしました。馴染みの顔もあれば、初めてお会いする顔もあります。しかし、「掃除」という一つの行動を通して、お互いの気持ちの中で何かが通じ合うような気分でした。


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(神社仏閣めぐりが趣味の私、いい”気”を吸い込みました)


護国神社での活動を終えた後は、下部~郡内~昭和~甲府と忙しく移動しながら会合に参加したり、あいさつ回りをしました。最近、何らかの会合に行くとたくさんの方と意見交換することができます。それが私の糧になっていて、毎日学びを得ています。私は30歳の”スポンジ”でなければいけません。皆様からのご意見をどんどん吸収して、もっともっと勉強していきたいと思っています。


今日は護国神社から始まった一日、これからの国のあり方について一人考えました。私がこれから目指していくのは、「教育再生」と「共同体精神の復興」です。教育に対する想いはもはや書くまでもありませんが、「共同体精神の復興」についても熱い想いをもっています。人間一人ひとりが”孤立化””単身化”する中で、何でもお金や支援を求めることでクリアする癖がついてきているような気がします。しかし、大切なのは共同体がもつ「自助共助の暮らし」を取り戻すことだと、私は思っています。お互いに手を携えて、たくさんの世代の人がつながり、それぞえの知恵と活力を生かしながら生活していくことで、日本はもっと温かく、不安感のない国になっていけるのではないでしょうか?


「一人が気楽でいいや♪」

・・・なんて、人間の強がりだと私は思います。私は10歳で父を亡くしてからというもの、何よりも「人」の存在に助けられてきたことを痛感しています。たとえ100億ものお金があっても、私は周囲の人の存在なしにはこんなに幸せに生きてこられなかったと思います。うれしい時にその喜びを2倍にも3倍にもしてくれる人がいる、困ったり悲しい時にその切なさを半分にしてくれる人がいる―。これが、人間の「幸福」の原点だと思わずにはいられません。


もっと素直に、人間観を大切に、政治を考えたい。


そんな思いをさらに強くした一日でした。護国神社の神様に、この小さな、しかし揺るぎなく国を想う気持ちが届いていますように・・・。


きょうの典気・・・「曇り」

          (雨に打たれながら、自分の覚悟をもう一度確認しました)