いざ山梨地域研修へ!②【前編】 | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

いざ山梨地域研修へ!②【前編】

山梨の美。

地域研修をする上ではずせないポイントではありましたが、

やはりまだまだ「花より団子」の我ら30代。

山梨に到着するや否や、山梨の名物を味わいました。


きらきらココロ

(↑私が一番気に入っているお店、サファイヤさんにて)





これ、何のメニュー看板かおわかりでしょうか?

実は、山梨県の郡内地方、特に富士吉田市では手作りの「うどん」が名物です。(とても特徴のあるおうどんなので、地元では「吉田うどん」と呼びます)



 一昔前、山梨県は群馬県に次いで養蚕で栄えた土地でした(私の母の生家も山梨市内で手広く養蚕業を営んでいました)。郡内地方(甲府盆地内ではなく、富士山に近い地域)では養蚕だけではなく、その良質な絹糸を使った織物産業も盛んに行われていました。山梨は男性優位の土地柄でありながら、さすがに織物は女性の仕事。郡内地方では男性が子守りをする姿も珍しくありませんでした。

 女性が働いている間も、食事の用意をしなくてはいけません。そこで、お米があまりとれなったため、小麦粉を使って男性たちが荒々しいうどんを作り始めました。それが「吉田うどん」の発祥です。うどん一つとっても、その地域の歴史は反映されていて、地域研修をしている私たちは食べざるを得なかったわけです(笑)。