塾主は私たちに何を語りかける? | 宮川典子オフィシャルブログ「きょうの典気」Powered by Ameba

塾主は私たちに何を語りかける?

きらきらココロ

今週は「合同合宿」期間です。

普段は個別活動で塾を離れている2年生・3年生も帰塾し、

全員が同じカリキュラムを共有しながら同志性を育む時間です。

新しい仲間・30期生を迎え、新鮮な気持ちで毎日を過ごしています。


さて、今日は私に「所感」の順番が回ってきました。

塾是・塾訓・五誓を唱和した後、担当の塾生が時事問題や

自分が日頃思っていることを語る時間。

それが、「所感」です。


何を話そうかなぁ・・・といつもなら迷うのですが、

今日は一切の迷いなく、伝えたいことはただ一つでした。


「我々塾生は、塾主の想いを本当に理解しているのか?」

「私たちは仲間を愛し、心底信頼して同志となっているのか?」

年度の初頭だからこそ、私が思う塾主の想い、塾の精神をお話ししました。


松下幸之助は「経営の神様」と言われるほどの偉人、「不況の時こそ松下幸之助」と言われ現在の金融不安を解消する大きなヒントを持っている人だと考えられています。普段から彼の書籍は売れ行きが安定しているそうですが、金融不安が暗い闇を落としてからというもの、幸之助の手腕を学びたい!と書籍は急激に売れていて、出版数を一気に増やしたほどだそうです。いつの時代も慕われ、人々に成功のヒントを与え続ける塾主は、本当に素晴らしい方だと実感します。


しかし、私たち塾生は、松下幸之助という人の本心を知るべきです。

彼が、彼の愛する国・日本を託した私たち若者に伝えたかったことは、

実は本当に身近なところにあるのではないかと思うのです。


【塾是】

真に国家と国民を愛し

新しい人間観に基づく

政治・経営の理念を探求し

人類の繁栄・幸福と

世界の平和に貢献しよう


そう、この一文目に、まさに塾主の「想い」がつまっているのです。

「真に国家と国民を愛し」―。これこそが、塾主の「想い」すべてなのです。


私たち塾生は、私たち大人は、愛する子どもたちが生きるこの国の未来を

本当に心から愛し、そのために努力を惜しまない毎日を過ごしているでしょうか?

私は、志を同じくする仲間を信頼し、お互いに研鑽しあっているだろうか?

政経塾での生活もあと1年となった今、もう一度自分自身に、

そして信頼する仲間たちに問いたくて、僭越ながら話をした次第です。


塾主!

私、宮川典子は、この国とここに生きるすべての人を愛していきます!

これからもその「想い」を、私たちに注ぎ続けてください!