はじめまして

この記事をご覧頂きありがとうございます


手術前か、手術後、PICUに入りたての頃か

タイミングは忘れてしまいましたがかなり早い段階で臓器提供同意書にサインするかどうか

意思確認された記憶があります


書類を目の前に置かれ、既に何枚もサインしていた書類と同様に出されたペンを手に取りました


ペンを持ちながら様々な思いが駆け巡りました

臓器提供、、?

なんでそんな話をするんだろう

あの子はまだ生きてる

もう助からないという事なんだろうか?

あの子は助かる!

臓器を取られたらあの子の身体がなくなってしまう

でも必要としている人もいる、、

どうして良いかわからない、、、


結局、決められませんでした

生きてこれから回復してくれると信じていたい気持ちが、あの子の死後について考える気持ちをふさぎました


その後のやり取りは覚えていませんが、書類だけを受取りあの子の元へ向かったと思います