はじめまして

この記事をご覧頂きありがとうございます


PICUの中で、更に仕切られた場所にいたあの子は昨日までとは全く違う状態になってしまっていました


身体中に管がつながれように見え

口の中には太い管、両腕に点滴の管、足の指先にも何かが取り付けられている、、

人工呼吸器の音が響いていました


とても痛々しく感じました

抱きしめてあげたかったですが、抱きしめ様がありませんでした


がんばったね、えらいよ、皆が応援してるよ

と涙ながら声をかけ、管に触れないように気をつけながらあの子の額、頬、手や脚を優しく撫でてあげる事しか出来ません


呼びかけても触っても反応なく眠ったままのあの子

その時は真夜中でしたから、お日様が昇れば目を覚ますのかな、、?と楽観的に考える様にしました

二度と目覚めないかもしれない、と頭に浮かんできても恐ろしくて考え無いようにして


短時間の面会を終え、明日から(今日から)の面会時間を伝えられPICUをあとにしました


次に会う時、あの子は目を覚ましやり取りできるかもしれないという期待

もしかしたらもう2度と目覚めないのかもしれないという消したくても消えない不安

どうしようもない気持ちを抱きながら、あの子を残したまま病院を出ていきました