348スパイダーのつづき
フェラーリの最大の魅力はその音であると思います。
高音域のフェラーリサウンドは他のスポーツカーの音とは大きく異なります。
多くの改造車はヴォーっという低い排気音がメインサウンドとなりますが、フェラーリはエンジンノイズも加わり総合的にカーンという高い音になります。
フェラーリの世界を感じる瞬間です。
この刺激に満ちた高音域のサウンドが聞きたくて、アクセルを踏みレッドゾーン付近までエンジンを回すのです。
もちろん、加速も鋭くてタコメーターが一瞬で跳ね上がります。
ハンドリングは、パワステがないので路面状況がダイレクトに伝わり、スポーツカーをドライブしていることを実感させてくれます。
コーナーでは、MRレイアウトの危うさをビンビンに感じますが、ヒラヒラ感のある軽快なフィーリングです。
こんなに刺激的なドライブをオープンカーで味わえるという幸せを感じる日々でございました。

さて、ほどなくして私は結婚することになり足車の3万円トゥデイを手放します。
その理由は、嫁がMTを運転できなかったからです。
運転免許はMTを運転可能ですが、技術的に無理だったのです。
理由はわかりませんが、結婚前に妊娠して結婚後すぐに子供が産まれたので嫁も運転する必要に迫られたからです。
当時の私の考えは、ファミリーカーに金はかけない!でしたから、また中古の軽自動車を買います。
ATのキャロルを買いました。人生初のAT購入です。
この車は20万円もしたのに酷い車両でした。
あまり思い出したくないので、キャロルについてはこれで終わりです。

つづく