代表からの2024年あいさつ

 


あけましておめでとうございます。2024年、どんな年になるのでしょう。昨年1年間を考えてみると、1年前に思ってもいなかった世界に今なっていることに驚きます。世界情勢もそうですが、私はチャットGPTのような科学技術の発展が、社会の有り様を変えていくことに恐怖に近い感覚を抱きます。人類誕生から何万年もたいして変わらなかったのに、ここ100年で大きく変わってしまった、と言う人と話していた時に、100年と言わず、この1年が恐ろしいよ、と言ったら、そうだね、と言う話になりました。
 

そして、世界情勢です。2022年にウクライナ戦争が始まり、ちっとも終わりが見えない中で、2023年イスラエルのガザ攻撃が始まってしまいました。これまた終わりが見えません。胸を痛めている人は多いと思います。戦争反対の私たちはどんどん忙しくなっていきます。ウクライナのために、ガザのためにスタンディングやデモをして、学習もして理解したいと考えます。それはとても大事なことだし、やらずにはいられない行為です。ただ、それ以上にやらなくてはいけない私たちの仕事は、自国政府が戦争に加担しないようにすることだと考えます。

 


 

そのためにどうすればいいのか考えて行動することが今の課題です。日本が戦争しないために鍵になるのは、それは沖縄の情勢ではないでしょうか。米軍基地の大半をかかえ、しかも自衛隊基地もどんどん増えていく。政府は基地を増やすために地方自治を踏みにじり、また米軍の言いなりになっていきます。「昨日のガザは明日の沖縄」という言葉が非常にリアルに感じられます。
 

百万人署名運動宮城県連絡会はこれまでも沖縄を知り、沖縄に連帯するために学習会やデモをしてきました。そこをより強い連帯にしていきたいと思います。 
 

そしてまた、そうすることはウクライナやガザを考えることにもつながります。チャットGPTにはつながらないかもしれないけど、しかし情報を整理して自分の頭で考えるということは、チャットGPTには負けないアイディアを生み出す力になるし、一番大事なことだと思います。
 

今年も共に頑張りましょう!よろしくお願いします。