エロイカに愛をこめてあれこれ PART1
「エロイカより愛をこめて」の主人公は鉄のクラウスです。恐らく。強烈な脇役がわんさか登場します。ストーリーもさることながら、登場人物の魅力が規格外です。男、オトコ、漢。伯爵の設定の変遷、鉄のクラウスの人間像の肉付き、ボーナム君の初登場はいつなのか、部下Bはどの辺りからサボっているのか。そういったことに注意を払いながら読んでいきたいと思います。舞台はヨーロッパ。自分が小さなころは、地図を見ず、伯爵邸がロンドンにあることすら気にせずに読んでいました。ただただ「鉄のクラウス」に惹かれておりました。大人になった(老いた)今、地図を眺めつつ、飛行機の時間にも気を配り、世界情勢なんかも背景として気にしながら味わいたい所存です。世の中は変わり、マイクロフィルムからUSB、クラウド。固定電話はスマホ。兵器にはドローンが加わり、きな臭い場所は中東以外にもたくさんあります。ソビエト連邦が崩壊し、東西ドイツが統合され、ユーロ圏ができ、歴史が動いています。中国が勢力を増し、マイクロソフト、グーグルのCEOはインド人。これほど歴史が目覚ましく変化し続ける中で、「エロイカより愛をこめて」は時代にはまる旬なストーリーを提供してくれたのです。まだまだ新刊を待っております。長い長い作品です。少女漫画の歴史だけでなく、世界情勢も背景として大切です。分かる部分だけでも、コミックスの出版日を参考としてここに記しておきたいと思います。 3巻 No.6 「イン・シャー・アッラー」 No.7 「ハレルヤ・エクスプレス」 昭和56年1月20日 初版発行 昭和56年2月28日 再版発行 (西暦1981年) 4巻 No.8 「来た 見た 勝った!!」 No.9 「アラスカ最前線 <PART・1>」 昭和56年6月1日 初版発行 5巻 No.9 「アラスカ最前線 <PART・2>」 昭和56年11月5日 初版発行 9巻 No.11 「9月の7日間 PART・2」 昭和58年1月5日 初版発行 (西暦1983年) 昭和60年7月20日 9版発行13巻 No.13 「第七の封印 PART・2」 昭和60年5月30日 初版発行 (西暦1985年) 16巻 No.14 「皇帝円舞曲 PART.1」 昭和62年5月5日 初版発行 (西暦1987年) 17巻 No.14 「皇帝円舞曲 Part.2」 昭和62年11月5日 初版発行18巻 No.14「皇帝円舞曲 Part.3」 昭和63年8月5日 初版発行 (西暦1988年)21巻 No.16 「熊猫的迷宮 Part.2」 No.17 「トロイの木馬 Part.1」 平成9年3月31日 初版発行 (西暦1997年)22巻No.17 「トロイの木馬 Part.2」 平成9年11月25日 初版発行24巻 <番外編>「エーデルバッハ中佐 後編」 No.18 「パリスの審判 Part.1」 平成11年1月20日 初版発行 (西暦1999年)25巻 No.18 「パリスの審判 Part.2」 平成11年7月20日 初版発行 35巻 <番外編>「聖夜の善き訪問者たち」 <番外編>「古城販売作戦」 No.22「聖ヨハネの帰還Part.1」 平成21年6月30日 初版発行 (西暦2009年)36巻 No.22 「聖ヨハネの帰還 Part.2」 平成22年2月28日 初版発行 (西暦2010年)37巻 No.22 「聖ヨハネの帰還 Part.3」 平成22年12月30日 初版発行38巻 No.22 「聖ヨハネの帰還 Part.4」 平成23年8月30日 初版発行 (西暦2011年)39巻 No.23 「聖ヨハネの帰還 Part.5」 平成24年8月30日 初版発行 (西暦2012年)古本屋で買ったコミックスの版数を見て、前の持ち主が初版、或いはそのすぐ後に購入するガチファンだったであろうことに感激!!愛蔵版の表紙は坂内和則さんの絵。コミックスは青池保子先生のカラー。どちらもステキです。