まず絵に感動したところを3か所。

 

☆ 42ページ、走りさる前傾姿勢。

          真後ろから描いてあります。そうすると普通は前傾姿勢と分かりにくいものなのです。それがしっかりと分かります。主人公からの視点で描かれていました。

 

☆ 118ページ、キャッチャーミットとボール。

           一瞬野球漫画になりました。それほど威力のある球だと伝わってきます。

 

☆ 120ページ、電線。

           空には電線。漫画の中で電柱と電線を探してしまうのは当方のサガ。

           漫画だけではありませんでした。写真を整理していたら、ん十年も前の海外旅行でも電柱や電線が撮ってありました。

 

 

2巻、盛り上がります。

1巻の1話で感じた違和感が増幅された後に、謎が解き明かされます。

 

男の子は中学時代、野球部でした。(漫画の舞台は高校です)

野球部とランニングしながらインタビューをし、へとへとの野球部を置き去りにしたという場面が好きです。

 

「私がモテてどうすんだ」(ぢゅん子先生)の最初を思い出しました。サッカー部の助っ人をすることになった主人公、ランニングでへばっているのに、そこから更にウオーミングアップ。

 

 

182ページではイケない教師が登場します。

お約束です。そして、イケない恋愛をするのは主人公ではなく友達なのです。

多くの少女漫画の場合、教師と生徒の恋は美しく描かれています。が、顔もはっきり描かれていない182ページだけで、この教師がクソ野郎だと分かります。核心的なことはセリフの中にありません。それでも分かってしまいます。

このミステリアスな描き方から滲ませる悪。

こーゆーのが漫画家のテクニックというものなのでしょうか。なんか凄いです。