焦れ焦れ両想いです。
偽カレカノです。偽と言うか仮というか。認定された片想いという設定です。
仮カレシは学園アイドル。
女の子が求めている世界。
目が半開きっぽい感じのクール系男子、千輝くんは女子が求める甘いご褒美をくれます。ハグ、制服を貸す、指切り、謎の独占欲など。ご褒美欲しさに読んでしまいます。作者の術中にはまっているではありませんか。
今回、注目したのは缶コーヒーです。
misson3 の冒頭から7ページ強で缶コーヒーが小道具として使われていました。
学校の中、同じクラス以外の人と自然に遭遇してしまう自動販売機周辺という場所、偶然、仮カレシと美人の女の子を目撃してしまう主人公、缶コーヒーを落とすことによって仮カレシと美人の女の子の前に姿を晒してしまう主人公。この後には仮カレシと主人公のやりとり。
最後、仮カレシは缶コーヒーを袖口で拭いて主人公に渡すのです。
ここに仮カレシが凝縮されている気がしました。ぶっきらぼうだけれど小さなことに気づく人。
ただ渡すだけではなく拭く。衛生的?
衛生面だけを考えれば、袖口ではなくハンカチを使って欲しいところです。しかし、一般男子高校生は恐らくハンカチを持っていません。たぶん。この場面でハンカチで缶コーヒーを拭いたら潔癖症に見えてしまいます。
なんという絶妙なライン。袖口で拭く。