さあラストです。
長編少女漫画のラストは結婚、あるいはその後の子供がいる家庭。孫というパターンもありました。
最近では同棲というものもちらほろ。
では、中編少女漫画は?
「王子様には毒がある」は、レジャー先。
主人公よりも目立つのは、親友のマキちゃん。
やばい攻め攻めの水着姿。噴き出しの文字は
「造顔メイクも絶好調っ」
手書きの文字は
「無から有を造りだすっっ世紀の3Dアーティストっっ」
安定のいい女!
マキちゃんは努力の人なのです。
主人公達のラストは……
指輪をプレゼントしたカレシが言います。
「オレがこの世で一番愛してるのは
命をかけて守りぬきたいのは
りずひとりだから
これからもずっとオレのそばにいてくれますか?」
これに主人公は答えました
「あたしも
颯太のこと全力で守るからね…っ」
爽やかです。
昔の少女漫画だったら、女の子の方から「守る」とは言わなかったでしょう。受け身だけではない今の女の子はかっこいいです。
大好きな全11巻「スターダスト★ウインク」(春田なな先生)のラストは登校する日常。爽やかでした。
全12巻の「思い、思われ、ふり、ふられ」(咲坂伊緒先生)のラストも爽やかでした。
ラストは様々ですが、最近の少女漫画はエッチするまでのストーリーが多いです。
この「王子様には毒がある」も最終話がそれです。告白ゴール、キスゴールから変わってきました。これも時代。
それにしても10巻が中編とは。少女漫画も長編化しております。
例えば昭和の「ベルサイユのばら」(池田理代子先生)だったら、全10巻でマリー・アントワネットもオスカル様も人生終わっています。もちろん括りは長編。
「はいからさんが通る」(大和和紀先生)は全8巻。戦争を越え、関東大震災を越え、記憶喪失あり、相手は他の女性と結婚という波乱万丈。もちろん当時の括りは長編。
今、「ベルサイユのばら」も「はいからさんが通る」もラストを思い出せません。
「エースをねらえ!」(山本鈴美香先生)のラストは覚えています。
こうして昭和の少女漫画の題名を挙げていると、読みたくなります。