他の少女漫画に比べて、この「素敵な彼氏」の登場人物達は勉学に励んでいます。その辺りにリアルさを感じます。好感が持てます。
多くの少女漫画では、合コン、カラオケ、海、花火、旅行を満喫した人達がトップクラスの成績をキープします。更には有名大学をもじった名のところに合格します。留学したりもします。描かれていた勉強風景は「勉強会」という名の楽しい集い。
実際の高校生活は、進学を目指すのならば、かなりの部分が灰色なのです。
成績の乱高下にメンタルをやられ、予備校の授業料に親の顔色を窺い、それでも友達と笑って過ごす。嗚呼。日本の進学校の高校生って大変。
中国も韓国も大変そう。
映画「バッド・ジーニアス」を観たとき、タイも大変そうでした。
ほぼ世界中?
アメリカドラマの中で描かれる名門大学進学は一大イベント。
ヨーロッパは分かりません。
推測でしかありませんが、インドは激戦の気がします。
なので友達思いのこの言葉がとても気に入りました。
主人公「私にできることはないのー!?」
エリハ「知らないけど元気にしてるしかないんじゃない?
あと勉強しな」
河原和音先生はヒットメーカー。
「高校デビュー」を連載に途中まで読んだのままなので、レンタルショップにあったら最後まで読んでみたいと思います。