麻生みこと先生の作品は、当方、弁護士「そこをなんとか」以来です。

「アレンとドラン」は主人公がおかっぱメガネ黒髪女子というだけの理由で読んでおりません。きらきら女子が好きなので。

 

 

「大正ロマンポルノ」は、ポルノと題名にあっても麻生みこと先生だからエロくないだろう、或いはそういった場面があってもそれだけではないだろうと思ってレンタルしました。

 

結論、エロくありません。更にそれだけではありません。

 

劇中劇といいますか、漫画は大正時代のお話からスタートします。これが、実はアングラ劇団?の劇なのです。

 

劇は大正時代。花街で女性を買う学生とその学生を好きになった女性のお話。

自分は最初から、「ん? 学生なのに女買うってどーゆーこと?!」と張りつけられている純愛シールのようなものを心の中でべりっと剥がしました。昭和の人間なので、頭が少々堅いのかも。

そう思いながら読み進めていくと、ちゃんとそのことに触れられておりました。あかんもんはあかん!

 

で、この学生、クズいんです。

自分を好きという女性の気持ちを利用して、ただで奉仕させるわ金を無心するわ、挙句、ピンチのときに女性を置き去りにして逃げるわ。クズっぷりがお見事です。

この辺り、「そこをなんとか」を描かれた麻生みこと先生だからこそのストーリーではと思いました。

 

劇中劇ですので、そこに反応するだけのストーリーではありません。

このクズさ加減を脚本を書いた男と重ねているところが笑えます。

 

「ちゃお」と「りぼん」は王子様系。「マーガレット」は普通のイケメン男子。白泉社はちょっと個性的。

大人女子の読む漫画は、あかん男頻出。