昔、リーゼントの男の子が出てくる少女漫画で大ヒットしたのがあったような。
気になって気になって。
ググって分かりました。「ハイティーン・ブギ」。
友達と回し読みしました。
不良がかっこいいという若者文化があった昔です。
どんな漫画が流行ろうとも、myfvrt は髪の毛さらふわの王子様系支持者でございました。
ですが。
なんということでしょう。「天使なんかじゃない」を読んでいるうちに、リーゼントの晃が魅力的に見えてくるではありませんか。もちろん中身は文句なしの男前です。
5巻、小さな女の子の言葉にきゅーんとなりました。
「今のパパがね 広子 最近元気ないなって
広子が元気ないと パパ淋しいなって言ったの
それで広子 元気に戻ることにしたんだよ」
泣かせます。素晴らしいです。
このセリフを小さな女の子に言わせた矢沢あい先生はすごいと思いました。
もうひとつ、すごいと思った女同士の海のシーンがあります。
「その日はあたしの誕生日で…
プレゼントと花束をくれて
デートした帰り
ちょうど夕陽が落ちる時間で すごくロマンチックだった
用意周到でしょ?
秀一はいつもそうだったな
一緒にいてもぬかりがないって言うか…
あたしには完璧な人だった
間違っても開けっぱなしの体育倉庫でキスしちゃうような…
そんな うかつなことしなかったのに
くやしいな…」
もう、この「くやしいな…」が忘れられません。
これを言ったのは、ヒール役の志乃ちゃんですが、憎めない女の子に描かれています。そこもまた、いいのです。この「くやしいな…」で一気にヒール役からただの女の子にシフト。
明るく爽やかに始まって、高校生の範囲内でドロッとして、傷ついて、
最後は明るく爽やかに終わりました。
ああ、名作。
他にも全巻通して盛沢山。
「このまま化石になっちゃってもいいかな」とか
「淋しいよ 死んじゃうよ」とか
干したハンカチをバックに「好きになりすぎて苦しかったから」とか
足の裏こちょこちょとか
「こちらニコニコラジオ局でーす」とか
「『ねえ晃』『ねえ晃』『ねえ晃』 祈るように呼びかけてる」とか
枚挙にいとまがありません。
今後はリーゼントだからとか食わず嫌いを辞め、大ヒット作は必ず臨んでみようと思います。
他の漫画だったら「いい!」と写真を撮ってブログに載せているような場面がたくさんありました。
けれど、どっぷりと浸って、細かいところはどうでもよくなってしまったのです。
絶対味方の女友達マリリンの存在、myfvrt の中では絶大でした![]()
最後までとってもステキな女の子で。
マリリンが 「あたしは 冴島翠みたいになりたい」と言ったように、
myfvrt はマリリンに 「あたしは 間宮裕子みたいになりたい」と言いたい。
【著作権の問題があるため画像を削除しました】
間に1コマ
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間に2コマ
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「横浜の実家に?」から次に移行するところもかっこいいです。