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名作

 

 

歩道橋の別れ

 

 

少女漫画って、基本、ハッピーエンドなので、ここまで決定的にうだうだしないのです。

危機があっても「マイルノビッチ」ほど生々しくありせん。普通は綺麗に描かれています。

 

従来の少女漫画で決別をするのは、例えばカレの親友とだったりするのです。返り血は浴びますが、自分はぐっさりとまでやられないのです。

はたまた、辛い失恋をするのは、隣にいる女友達だったりするのです。一緒に泣きますが、自分の涙ではありません。

 

本人だったとしても、清々しくカッコよく、スマホのデータを消去して「バイバイ、楽しかったよ」という感じだったりします。

 

 

 

この「マイルノビッチ」は決定的に失恋しています。

決定打を先延ばしにしたり、潔くなくて、泣き暮らして、かっこ悪くてみじめなこと極まりないです。

 

よくぞ描いてくださいました

 

 

 

これから恋愛する小中学生、高校生の女の子に是非読んでもらいたいです。

自分が歩くだろう道の予行演習になるかもしれません。

 

それでも、まいるちゃんはこの後、恋をするのです。感涙。

 

恋愛は終わるときの方が大変なのだと教えてくれます。

結婚の終わりはもっと大変なのでしょう。

 

 

 

 

まだ、こんぺいとうでできていた少女だったころ、年上のお姉様から言われました。

 

「一回、どうしようもなく泣かなきゃ、カレシなんてできないよ」

 

あのお言葉、今も胸の奥にしまってあります。