オリンピックを見ると思います。
世界で最も残念な外見は日本人だと。
島国であるが故、それは温存されております。
大半の一般的な日本人は、平たい顔、細い目、薄っぺらい体。
(競技をするアスリートは、トプクラスに美しい日本人ばかりです。普通の人とは鍛え方が違います)
内戦の報道などで中近東がテレビに映ると、一面美男子。
女性は布に包まれていますが、幼い子は美少女だらけ。いえ、ONLY。
外国では、なんちゃってトム・クルーズやデカプリオもどきがそこら中にいるのです。
なのに、一条ゆかり先生は、萌ちゃんの同棲相手に容赦のない外見を与えました。
そのリアルさ。見事です。
彼が美男の国イタリアで、どれほど容貌のために損をしてきたかは容易に想像がつきます。
彼は萌ちゃんに引掛けられるために、残念な外見である必要がありました。なんて損な役。
損な役といえば、萌ちゃんの母親でしょう。
非現実的なレベルの品性のなさ。
破格。
ちょっとだけ損な役は、ベティではないでしょうか。
タフで努力家、一流のピアニストといった反面、少しお下品。
ベティがもし、華麗なだけのピアニストだったら「プライド」の魅力が半減してしまいます。
住む世界が違うので、音楽をしている人がどんな方々なのかは想像でしかありませんが。
小さなころから長時間練習の音楽一色。プロになるほどならば、音を追求する純粋な心の持ち主。
芸術家は自分に厳しく、周りに優しい。というイメージです。
ベティ 「舞台に上がる前に言っとくけど」
↓
蘭ちゃん、シオ、萌ちゃん、プレッシャーを感じて無言でベティを見る
↓
ベティ 「打ち上げは すっぽん鍋よ いいわね」
おおー。ベティ、周りに優しいではありませんか。
「あれだけ極めたら その上なんて奇跡の領域なのに
すごいよな 欲張りでタフで あきらめ悪くて」
と蘭ちゃんに言わしめています。
この言葉、一条ゆかり先生を想像しました。
「有閑倶楽部」が始まったのは1982年。
その後も「正しい恋愛のススメ」「天使のツラノカワ」「プライド」。
タフ。
自分は一条ゆかり先生のファンであり、生き方を尊敬しております。
もはや崇拝のレベルです。
蘭ちゃんがベティを評する言葉は、そのまま、一条ゆかり先生ご自身への言葉と思えました。
シオと話す友人が電話で
「ひぇ~~!!
日本の結婚式って
そんなに大変なの!
信じられない
それ 異常よ!」
と驚いています。
日本の冠婚葬祭の派手さは世界的にも異色では?
家文化に根差しているのでしょうか。
天皇家とカリスマ芸能人が地味婚をしたら変わるかしら?