涙が。
涙で文字が見えません。
スポーツって心臓を射抜かれます。
主人公が片想いする相手、大介君が素晴らしいのです。
これまで生きてきて、これほど純粋な人を見かけたことすらありません。
強豪校は選手層が厚く、レギュラー争いは熾烈だと思います。
(myfvrt の知っている普通の高校の部活は、和気あいあいとしておりました。)
だから、野球やサッカーという特に集団のスポーツで強いというのは、精神的にもタフで、人間関係の荒波を巧く泳げる人なんだろうと思っております。もちろん、巧いというのは第1条件ですが。
歳をとってから、「企業が体育会系の人間を欲しがるのは、こういうことか」と感じました。
自分は、スポーツマンは爽やかではないと思っております。心の中は闘争心でメラメラ。人より強く、人より巧く。向上心もさることながら、蹴落とすことを厭わない。粘着質で諦めない。
「今回は負けたけど、次は勝つから。ははは」じゃなくて、悔しくて悔しくて、負けたことが辛くてどうしようもないのです。
ああ、そこは3巻の大介君もそうですね。
もっとなにかができたんじゃないかと思うところは、心にずしっと来ます。
自分が見てきたスポーツマンは、大介君ほど純粋な向上心のみではありませんでした。人間ですものー。
吹奏楽部のことがとてもリアルで、河原和音先生は経験者なのでは?と思ったほどです。
この漫画は、吹部の女の子の必読書になっているのではないでしょうか。
吹奏楽部って体育会系なのですね。
こんなにも一生懸命だったなんて。こういうことをもっと知っていればよかったと思います。
この漫画を小、中学生のときに読んでいたら、もっと違った人間になっていたかも。
そう思ってしまいます。もう少し物事に真剣になれたのじゃないかと。
さまざまな後悔が襲ってきて、少し読むのが辛くなったりもします。自分にとっては、そういった漫画です。
1~5巻は読んだことがありました。おそらく、もう少し先まで読んでいると思います。
最後まで読む心の強さはあるのでしょうか。頑張ります。
きっと頑張れると思います。だって、丸ちゃんがこう言ってくれるから。
「そんなに完璧にならないとダメなの?」
後悔だらけです。
雑談の最中、「生まれたとこからやり直したいww」と言ったとき、「えええっ、ここまで来て?」と返ってきました。
うんうん。また同じように辛いことがあるの、嫌かも。人生って過酷だよねー。
知り合いが言いました。
「今の記憶を持ったまま人生をやり直したい」
「わかる―」と思わず同意しました。で、でです。例えば、中高時代に勉強とかするじゃないですかー。そしたら、今まで会った素晴らしい友達に会えなくなるのかなーと思うと、それは寂しすぎます。
でもって、別の人生になったとすると、自分の持っていた記憶力のキャパ以上の困難が巡ってきそうです。それも怖いかも。
結論、いっかー今のままでー。
最近思うのです。寿命が長くなってしまいました。(嫌だけど)
で、例えば部活動で楽器を始めて6年やったら、相当な腕になります。
学生時代ほど時間を割けないとしても、何かを上達するのに何年でもあるわけです。
人生をやりなおすのはムリだから、ここから、ちゃんとしなきゃなーなんて。
でもって、昔諦めてしまったことを頑張るのも、アリなのかなーなんて。んーそれはちょっと、一生懸命になると、また辛いのかなー。