アキもナイーブですが、心也だって、センシティブなのです。
大好きな人が目の前で(漫画読んでるから目の前)で傷ついているのです。
涙なくして読めません。心也ぁぁぁぁ
バンドメンバーが乗っている車から心也が降りる場面。いいです![]()
車の中に立って、降りる地面を見ている後ろ姿。車の中はスクリーントーンの陰。
反対に外の歩道のタイルは明るいのです。
その明るさが妙にもの悲しく感じられました。
17歳からずっと悩んでいたことから解放される。そんな明るさにも感じられました。
ガガーリンの1歩が人類にとって大きな1歩だったように、
心也のこの1歩はバンドにとって大きな1歩なのです。
ずっと前の巻で、アキがリコのデビューを乗り物に例えていました。
それが少しだけ重なりました。
ただ車を下りるだけの動作に2ページ以上。
人によって読み方は異なるのかもしれませんが、この2ページ以上で、
myfvrt の頭の中には、自分が足を動かして日光の眩しい場所に降り立ち、
背中で車のドアが閉じるという実際の時間が流れました。
これって、凄くない? 凄くない? 自分だけ?
自分だけだとしたら、それはそれでとっても幸せです。
高松空港での心也の苦悩。
「だったら 当て振りでも なんでもすればいいだろ」
辛い。
ここまで来て、羽田行の飛行機に乗れない心也なのです。
これは myfvrt のベーシストフィルターがかかっているかもしれませんが、
「エロイカより愛をこめて」で主役が鉄のクラウスに変わってしまったように、
なんか、なんか、この辺り、心也が主役になっているように感じます。 \(^_^)/
リコはアキがバンドで演奏することにわくわくです。
でも myfvrt は心也のことを思うと辛くて。苦しくて。
今んとこ、アキとリコの恋愛は myfvrt の中でどーでもよくなっております。
心也がバンドを去る66話で、心也の人物像が語られます。
「ひねくれてるのに 真っ直ぐで
冷たいふりして 優しい」
それは、心也不在のリコ達がいる場面で。
本人がいないところで、一番つき合いの長いクセモノプロデューサーが心也を語る。
そして心也の姿は安定の斜め後ろから。
漫画家さんは、どこまで設定して書き始めるのでしょう。
心也とアキとリコという点は、スタート前からあったとして、
アキをステージに立たせるきっかけとして、瞬の設定が重要になります。
瞬の父親が危篤というのは、スタート前にあったのでしょうか?
8巻の後ろに9巻予告があり「僕の隣で枯れようとしていた」とあるので、
この時点では決まっていたと思います。
ですが、更に前にも、どこかで瞬が「俺だって話したいことあったのに」とか言ってたような。
もの凄く練ってからスタートしたことは想像できます。
どんな感じに考えるのか、興味があります。
映画のように映像として浮かんできて、
ストーリー展開の順序(過去との入れ替えが多いから)を考えるのか、
ぼんやりと大筋があって、
そこからページ数を割り当てたりして組み立てるのか、
青木琴美先生の頭の中を覗いてみたいです。
17巻の感動コマは、心也のステージ衣装にベースのストラップの痕がついてるとこです。
確かに心也がバンドのメンバーだった証し。
こういったエピソードは、肩からギターとかベースぶら下げたことがある人じゃないと、出てこないと思うのです。ぐぐっと心に迫ってきます。
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